落語の感想を読者感想文のように書いています落語感想文です。前回の『御神酒徳利』があまりにも読む人が少なくてかなりご無沙汰してました(笑)。改めて原点にかえって書こうって落語をご紹介します。今回は更に読む人の数を気にせず郭噺(くるわばなし)です。鬼滅の刃・遊郭編とやらがアニメ化されるそうなんで暫く波に乗っかって郭噺ばかり紹介したいですが気が病みそうでどうなることやら(笑)。

「二階ぞめき」、ぞめきって何よ?って思いながら聞いて結局意味は解けず。聞いたのは柳家花緑と立川談志のもの、最初に初めて手に入れた花緑の音源に入っていたものを聞いて、他の噺家の解釈を確認しようとしたら談志のものでした。

 

 

 

 どちらがオリジナルに近いかは分かりませんがシンプルなのが花緑で談志は付け加えまくった印象があります。とにかく、吉原へ夜な夜な冷やかしに行くのが趣味な若旦那を行かせないため(お店に入らず冷やかしと言うのもケチ臭く見えたに違いない)に番頭がお店の二階に完全再現で吉原を作っちゃった。ただ、再現したのは建物だけで人がいないから吉原の冷やかしのプロである若旦那が一人で完全再現するという噺。お店の二階に建物を再現する番頭も狂ってるけど一人芝居のように演じる若旦那も狂ってるという私が好きな『落語にファンタジーを感じる』噺でもあります。


タイトルでもご紹介してますが、この噺を聞いて「プラネタリウム/BUMP OF CHICKEN」を思い出します。


藤原基央はもしかしたら二階ぞめきからこの名曲の着想を得たのでは?そう考えるだけでワクワクしますが、どうなんでしょうか。談志版が良いのは吉原までの道なりを語ってるけど、それが『黄金餅』の時みたいに江戸の風を感じますね、そこからの吉原の噺なので郭噺(くるわばなし)の序章として、遊郭とはなんぞや?みたいな噺としても良いんじゃなかろうかと思います。