前回同様、「わて、子育てやってまんねん」とは言い張って言えるもんだとは思わないんだけど、でも職場とかで『赤ちゃんどうですか?』なんて聞かれないのに話すのは余りにも違うなと思って聞かれない限り言わないでしょ?それもそれで話したくてしょうがないから発散の意味で書いてます

これは毎回じゃないけど、オムツ替えたりしてうんち触っても抵抗無いし、泣きっ面の赤ちゃんに小便かけられた経験もある。沐浴もワンオペでは出来ないけどたまにやってる。でも、圧倒的に妻がやってる。そんなちょっと育児してる自分からの目線での話だ。

11月16日で45日目、ざっくり一ヶ月半。生後6週目終わり、マイナス1週して5週間我が家にいます。前回書いたのが生後3週目過ぎた辺りだから自分は3週間置きに文章にしたくなるのかもしれないと思ってみたりします。
前文は前回と全く同じなのは実は前回病院での話を書いたら思ったより長くなって2000字越えちゃったから病院での話で一旦止めて今回はお宮参りの話です。写真は出しません、Instagramとかでみたい方はどうぞ。あと、可愛すぎて選ぶのが酷(笑)。

お宮参り」
お宮参りは産後一ヶ月を目安にと言うことで10月生まれは必然的に11月となりまして、七五三ど真ん中、仕事柄平日休みだから混雑は避けて11月6日(金)に行きました。でも大安でしたからそこそこ混んでました。私達が参加した回でお宮参りは二組だけでしたから、時期を外したら神主さん独り占めとかもあるかもしれないから七五三に囲まれて賑やかで良かった。写真撮影用に用意したデジカメの三脚がバカになっちゃって使い物にならなくなりテンパってマスクつけっぱなしで3ショット撮ったりしたけど、美容師で成人式には着付けもやったりする妻の手際が良く実家から借りた袴も息子に完璧に着付けてくれた。
お宮参りは埼玉県越谷市の久伊豆神社ってところでやったんだけど、近所には越谷レイクタウンって新興住宅があり、そこはレイクタウンって住所でご祈祷の時に神主さんが言う歌舞伎口調のレイクタウンってのがたまらなくおかしかった。

祈祷前に神社の人が息子の写真を撮ってくれて台紙に貼ったものをプレゼントしてくれたり、御供物が甘菓子じゃなくってスティックシュガーになってたりとか驚きは多かったですね。

「写真館最高の太鼓持ち」
神社を出たらその足で写真館へ。記念にその姿を収めようと急遽前日に平日とは言え七五三シーズンの大安ですからほぼパンパンな中でランチの時間に当たる12:30か13:00なら空いてると言う事で予約。

スタジオキャラットと言う所で我が家から近所の草加の丸井にあったスタジオだった。
プランは子供主役で数枚親子ショットもあり、貸衣装も一着あり(我が家は持ち込みだったので借りず)、40枚データで貰えて32800円(税別)と言うコース。

本当にビックリしたのは息子が見事なまでのカメラ目線で撮影に参加してたこと。息子のソロ撮影時はお店のカメラマン&アシスタントが囲むように撮影していて、遠目から携帯電話でからしか撮影出来ず。店員さんの隙間からしか見えなかったんだけど、その隙間からでも分かる「あの子、カメラをしっかり凝視してる!」その姿がなんとも誇らしく興奮することしきり。
そんな両親に拍車をかけるようにお店の人は息子のポテンシャルを誉めます。『◯◯君すごーい、私達なにもしてないのにおとなしくて!』なんて言うインチキマジシャンみたいなことを言って親を盛り上げてくれる(笑)、絶賛してるのが伝わって欲しいけど、最高の太鼓持ちでした。かつて宮沢りえは篠山輝信に口説かれてヌードになったわけだけど、そんな写真家がかける魔法を体感した気分。「そりゃあ、りえもヌードになるよ」って(笑)。
絶対に息子を引き付ける魔法をかけているはずだけどその謎が解けない。息子にやってくれたことをいくつか思い出す。
●耳元で長めにファ位の音階で「アー」とブレス無く出す
●マラカスみたいなもので気を引く

帰宅して我が家でやってみたけど同じようにはならない。じゃあ、何なんだろうか?カメラがCanonの一眼レフだからか?でも、それで俺がCanonの一眼レフ買っても喜ぶのはCanonでスタジオじゃない(笑)。謎は深まるばかりである。  

ただ、分かったのはお店の作戦で『予約時にお子さん撮影時は携帯電話での写真・動画の撮影は出来るがそれ以外はご遠慮下さい。』と言われる。言われた方は超得した気分になる、撮影は不可と言われるだろうと思ったらOKだなんて意外なわけで「それ以外はダメですよ」なんてのはもう構わないのです。そもそもプロに頼んでるんだから自分のカメラで撮るもなにも無いけど、コースによっては色んな中から撮影した写真から好きなものを選らんで買うようなコースがあってどんどん買って貰うためにお店だってどんどん良い写真を撮りたい、その為のスタジオ環境だったりするから、その環境を使ってお客さんの一眼レフで良い写真撮られちゃったらたまったもんじゃないもんね(笑)。後は赤ちゃんだって賢いからいくつもカメラあったらどれ見れば良いか分かんないから疲れちゃうんだろうね。

お店のカメラで携帯電話のスペックでは撮れない一番の写真を提供する。
ビジネス的な話をすれば、お宮参りは一発目なわけで毎回思い出深いだろうけどただの一回じゃない、それが良かったらまた来てくれるわけでそりゃあ力入るよなぁって思った。
実際、最高の写真と息子の見たこと無かった一面見せて貰ったから、良い印象しかないわけですよ。ただね、競争激しいから必ずスタジオキャラットさんとは約束出来ないから(笑)、せめて良かったのでこの場を借りてお礼までに。
そんなハッピーな空間をダメにするなんてそうそう無いだろうけど、消費者は薄情ですからね。頑張って欲しいもんです。

私、6年前までは全国を団体旅行に付いて回る旅行のプロだったから色んな写真屋さんを知ってるわけです。シチュエーションは全然違うから比較しちゃ行けないんだろうけど一番幸せに満ち溢れたフォトセッションでしたね。良い体験をしました。

ちなみに先日実家に帰ってお宮参りの衣装を返したんだけど、その時に母から『笑いながら話しかけなきゃダメ』と言うアドバイスを貰いました。高校時代合唱部だったもので口角をあげて歌った頃を思い出しながら息子に話しかけたら、乳児特有の生理的反射かもしれないけど、笑い返しただけじゃなくて何回もそれを繰り返し写真まで撮らせてくれました。そんな44日目あれほどベッドで寝かせようとしたら泣いて拒否していたのに実家にあった布団では寝ないけど泣かなかったから持ち帰ったらその布団では寝たと言う、なんでしょうかねDNAなんでしょうか。相変わらず、子供の成長を見るのは飽きないですね。人生最大のエンタメ継続中です。