ラブちゃん…旅立ちました(15才4ヶ月) | セナとアスターとウランの☆LARGO SONG☆

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そして新たに家族となったチビセナ
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楽しい記録とセナママの日々の出来事・・・

ラブちゃん(イエローラブ)のお家の前を通った時に、丁度ママさんが玄関から出てきた所でした。


『ラブちゃんは?』


『……お迎えに来ました。先月!』



話しを聞きながら、しばらく、ラブちゃんの元気な姿が目に浮かんでました。



元気な姿しか思い浮かびませんでした。


セナとアスターがまだ小さい頃、ラブちゃんは10才を越しても元気で居ました。


セナとアスターは成長し、逆にラブちゃんちゃんは、ゆっくりゆっくり歩く様になってました。



その頃ラブママさんがよく『この子達♪若くて元気で…羨ましいよ~』と言ってました。


そんな言葉が似合わないラブちゃんです。


ラブちゃんはシベリアンハスキーのアトガマとしてペットショップから来ました。


最初ママさんは何度も私に


『“メロンの箱”くらいの箱に入って来たんだよ…可愛くて可愛くて!』


でも、ラブラドールのハイパーさに、時々悩み(笑)


その頃は、逢えば愚痴聞きでした。


『 ラブったらもー!』

『ラブのやることと言ったらもー! 』


私はいつも笑っちゃいました。


そんな私達の会話を見上げて聞いてるラブちゃんに


『ほら、かぁさんを困らせちゃダメだよ!』なんて


一応真面目な顔して、言葉に出しましたが、


でも心の中では『今のうち、いっぱいヤレヤレ!ヤッチャえ!』でした。


だって、パパさんの様子は満更ではなかったんです。


愚痴って同情を引こうなんて一切感じられませんでした。


ラブちゃんのお散歩は、自転車でした。


飛び付いて、足に絡まったりするので、自転車でガードしながら、、、、


それはそれは、技術を要する様に見えましたが、


パパさんママさんは上手いものでした(笑)



散歩中もアマがみをするので、シャベルをくわがせたらそれを上手にくわえていました。


ラブちゃんを見ていると、本に書いてある“○○のしつけ”より、パパママの工夫の方が功を奏していました。


本じゃ無い!

他人からの助言でも無い!

偉いトレーナーの教えでも無い!


毎日のラブちゃんとの生活から生まれた工夫。


年をとってもパワー全開、ハイテンション全開、



いつも撫でてもらってるのか…頭のてっぺんはピカピカでした。


1年半位前からお散歩の姿を見掛けなくなりましたが、


パパさんは『家に居るよ。もう庭だけ……。そこに出すのも重いねぇ、こっちが参っちゃうよ!(笑)』やっぱり愚痴付き(笑)


その愚痴がラブちゃんの元気な証拠でした。



『お迎えに来ました……よく頑張ったよ!』と、寂しそうでした。


『ガリガリに痩せていたけど、立派な骨だったですよ…』


その日、ラブちゃんの愚痴は聞けませんでした。



ラブちゃんの愚痴は元気だった証だったんだわやっぱり!


ラブ家のご夫婦は70才を越しています。


『もう(犬は)無理だな!』


そう言って、寂しそうでした。


15才と4ヶ月…ラブちゃんの愚痴はとうとう聞けなくなりました。


『ラブちゃん……楽しい愚痴ネタをありがとね。中々良かったよ(笑)』



お散歩の間に良い香りがしてきました。


祖母が好きだった“沈丁花”






私が小学生だった頃、


庭に有った沈丁花の根元に大きな穴を掘って…祖母に叱られていた犬。


その子(コリー犬)の名前がアスターです。


名犬ラッシー全盛期の頃でした。(その頃はゴールデンなんて知らなかった)


アスター……!


名前の由来は、、、半世紀以上も前に有るんだよ(笑)





祖母がいつも目を細めて言ってた口癖


『 アスターときたひにゃ!』