ペットの輸出は受け入れ国によって手続きが変わる(サウジ)。 | サウジアラビアで犬と暮らす

サウジアラビアで犬と暮らす

2015年11月からサウジアラビアで暮らし始めました。
→2021年7月本帰国しました。

前の記事でペットの輸出に関するルールが変わったと書きましたが、その後の友人とのやり取りで判明しました。

 

なんと、受入れ国によって手続きが変わるそうです。

・輸入国側独自の書式が必要な場合:有効期限が24時間

・サウジの書式:有効期限が1週間(〜10日?)

 

言われてみると、自分が手続きをしていた時にどこかで International format は有効期限が24時間と書いた紙が貼られているのを見た気がします。

 

友人は引越し先の国には独自の書式はなかったそうで、 KAUST の Government affairs でサウジの書式を貰ったとの事でした。

MEWA(環境・水資源・農業省)で発行されたという書類も、写真を見せて貰ったら私が貰った物とは全く違うものでした。

 

以前の記事に書いたと思いますが、MEWAのカーゴオフィス(Jeddah)はGoogle Mapで「SFDA, Jeddah」で検索すると大体の場所が出てきます。

(私がその場所を知った方法は、KAUSTでペットの輸出を行った人の投稿を掘り当てたからガーン)

 

 + + +

 

我が家が犬の輸出手続きを行ったのが7月で、友人は11月でした。

手続きを聞かれて覚えている限りで伝えたものの、途中なんだか既視感が。。

公的な正確な情報がなかったので、自分が持って行った書類や行った場所、門番さんに教えて貰った連絡先等、出来る限りの情報を伝えました。

それって、私がサウジで出会った「口伝」システムと一緒。。

何か知りたい時に誰かに聞くと「これを持ってあそこに行け。そうしたらこれが渡されるはずだ」と誰かの体験を元に教えてもらえるシステム。

公的な情報がないからとにかく知っている限りの事を伝えるしか出来ないという事が最近やっと理解できました。

サウジで「はっきりとした正確な事が分からない!」と困っていたのと同じような対応を自分も友人にする羽目に。。

それを特に感じたのが、友人がJeddahのMEWAのオフィスにペットの輸出手続きをしに行くと言っていた日。

建物の中に案内はなかったな、と当日思い出し、建物内の見取り図と行く順番(3部屋)を簡単に描いて送り、他の用事で連絡がつかなくなることも伝えて幸運を祈ってました。

とは言え、建物内に案内がなくても、誰かがアラビア語&ジェスチャーで助けてくれるので結局はなんとかなりますが。

(イスラム教だからなのかサウジだからなのか、皆助けてくれようとします。)

 

「口伝」システムで友人にあれこれ言った後、「これってサウジで慣れ親しんだやつだ!」と気づいた瞬間は驚愕でしたびっくり