声が枯れる原因とは?
声を使い過ぎると、声帯は炎症を起こし腫れてしまいます。
声帯が腫れてしまうと、声帯を上手く閉鎖する事が出来なくなる為、声がかすれてしまったり高音域が出しにくくなったりしてしまいます。

声帯が炎症を起こす要因とは?
・発声のし過ぎ
・風邪
・クシャミや咳払いのし過ぎ
・間違ったシャウトや、間違った声量での張り上げ

声枯れを予防する為には、なるべく声帯に負荷を掛けないようにする事が大切です。
もし声が枯れてしまった場合は、声を出さずに喉を休める事をオススメします。
声帯は非常にか弱いものなので、声帯そのものが強くなる事はありません。
ですが、声帯周りの筋肉は正しく働かせる事で必ず強くなります。


声の病気について
声は、酷使する事で様々な病気へと発展してしまう場合があります。
軽度な炎症で済む場合もありますが、慢性的な腫れを伴ったりする場合は治癒が長引く事もあります。

・声帯ポリープ
無理に声を出し過ぎる事で、声帯に血豆のようなものが出来てしまう

・声帯結節
慢性的に無理な発声を続けていると、声帯にペンダコのようなものが出来てしまう

声帯がデコボコになってしまうと、無理な発声をしていなくても声がかすれてしまったり、高音域を支える為に大切な裏声が出せなくなってしまったりします。
自然に治る場合もありますが、最悪の場合は手術の必要性も出てきてしまいます。
慢性的に声がかすれてしまうなどの症状がある場合は、耳鼻咽喉科で診察してもらう事をオススメします。


【ワンポイントアドバイス】
声枯れは、声の使い過ぎにより声帯が炎症を起こす事で生まれます。
声枯れを防ぐ為には、声帯への負荷を軽減する事が大切です。
声を使うお仕事をされている方や、声がかすれやすいタイプの方は、掛かりつけの『耳鼻咽喉科』や『ボイスクリニック』を作っておくといいでしょう。


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