ベテルギウスの話 | Sauce on Star

ベテルギウスの話

keisukeです。

来週の土日には、星なかまの集い~天文楽サミット~ というのが西はりま天文台公園で開催されます。
参加申込の受付開始後12時間後には定員の100名に達したらしい。
そんなイベントにSoSからはkeisukeとますたぁが参加して参ります。
SoSも活動報告をさせてもらうのですが、その際に必要なパワーポイントとサマリー(要約)を作っていますが、これが地味に大変で中々終わりません(||´口`)=3がんばります。

さて話は変わりまして。
オリオン座はみなさんご存知でしょうか。4つの星に囲まれた三ツ星が特徴の、星座の王とも呼ばれる冬の星座です。
そのオリオン座にはベテルギウスという一等星があるんですが、どうもそろそろ寿命を迎えるんじゃないかと言われています。
ベテルギウスは肉眼で見ても赤く輝いていて、それはすなわち"歳をとった星"ということになります。
そんなベテルギウスをNASAが分析していたところ、どうも超新星爆発の兆候があるとのこと。
超新星爆発とはある程度の質量を持った星が最後を迎える時に大爆発する現象で、有名なところだとおうし座のかに星雲がその残骸です。
ベテルギウスをネットで検索してみるともう爆発の記事がいっぱい出てきます。
爆発後は満月程度の明るさになるというものや、中には太陽と同じくらいまで明るくなり、2週間ほど夜がなくなるというものまであります。
今後1万年以内には寿命を迎えるということなので、もしかしたら明日にもベテルギウスは爆発してるかもしれません。
天文ファンとしてはそんな珍しい現象はぜひとも生きてる間に見たいところなんですが、あの美しいオリオン座の形が変わってしまうのもなんだか寂しいなーと思いますね。
オリオン座に限らず、全ての星、全ての星座、全ての星空が今しか見れない貴重なものです。
晴れた夜にはやっぱり"その日だけの特別な星空"を眺めたいですね