先日、年末に推薦入試を受験した国立大学から、長女にEメールが届いた。


何事かとびっくりして内容を読むと、成績開示のお知らせだったらしい。



進学先大学の偏差値は高くなく、医療系だけど、医学部ではない。

社会的な聴き応えは、推薦で受けた国立大の方が良いだろう。ましてや医学部、、、


しかし長女は、進学先大学にとても満足しており、私は自分の学生時代を恥じるほと、長女は勉強している。



進路に後悔はない。



推薦入試の英文小論文にはとても自信があったので、面接で落ちたのだろうという自信があった。それを確認したく、開示してみた。


小論文の自信が本物かも、確認したかったのだろう。




結果、小論文は最高得点にほど近い点数があった。


一方面接は、、、3人の面接官の内、2人にこてんぱにやられたと言っていたことを踏まえるならば、半分ほどの点数なので、長女の頑張りが見え、何ともやるせない気持ちになった。



様々な経路から調べ尽くした過去問?!口コミなどでは、その大学の推薦入試の面接は、受験生の話を聞いてくれる面接、という内容しか出てこなかった。


受験前、高校で面接指導を何度も受け、面接満点の太鼓判を押されていた。

が、、、

長女は、受験生の話を聞いてくれると噂の面接で、人権侵害レベルの圧迫面接を、面接官3人中2人から受け、落ちた。



圧迫面接のきっかけは、恐らく、長女が工業系高校出身であること。

面接官の一言目を要約するならば、

「偏差値低いバカ工業から、飛行機使ってまでわざわざ何しに来たの?」

て感じから始まったそうです。


教育者が言う言葉でしょうか?

これを圧迫面接と呼ばずに、何と言うんでしょうか?


だったら募集要項に

【出身校偏差値〇〇以上】

と載せてみたら如何でしょいたか?

載せたら叩かれるから、載せずに、高校生を虐めてるんですよ!



その場に一人で立たされた、当時まだ17歳の、体の細くて小さな長女の思いを想像すると、悔しいです。



確かに高校の偏差値は低いです。

しかし、志があり、偏差値に見合わずともそこに入学を決め、周りに流されずに成績を維持し続け、そこに至ったわけです。

その証拠が小論文の点数です。


勉強だけではない、忙しくも充実した高校生活を送ることが出来ました。

普通科では経験出来ない研究をし、希望すれば特許取得出来るような結果を出しました。

その研究が医療にも繋がり、医療現場でも同じ機器を用いた研究が行われており、医療系を目指すきっかけのひとつになりました。


面接中に話したこれらの話は、前のめりになりながら聞いていただけたそうです。

出鼻を挫かれたにも関わらず、そこまで立て直し面接を受けて来られた長女が誇らしいです。




進学先大学の教授陣は、学科の特性もあり、社会人経験が豊富な方々ばかりのようで、、、人間性、社会人としても、とても学ぶことが多いそうで、1年生ですが、時間が空くと何人かで教授の研究室にお邪魔し、様々な話を聞かせていただいているそうです。


寧ろ、あの国立大学に行けずに、あの教授に学べずに済んで良かったと、今は言っています。




親としては、そりゃあ、国立大学医学部に行って貰えていたらおねがいキラキラて気持ちはありますが、、、

一人暮らしだし、、、寂しかったでしょうね。


まぁ、私大授業料(と言っても、昨年度より授業料安くなったらしいですが、それでもやっぱり高いし)頑張って働きます口笛