「理想の男はお爺ちゃん」

と公言している娘。


お爺ちゃんが理想の男過ぎて、弱っている姿を直視出来ず、なかなか実家や入院中の面会に行けずにいました。




でも、ゆっくり現実を見つめていて、緩和ケアに移行してからは実家に行ったりしています。



そんな娘は飲食店でアルバイトをしていて、バースデー祝いのサービスもあります。


先日のバイトでは、キャンペーン中のオススメがうまくいかず、意を決して案内係を別の人に代わって貰ったそうです。

ずっと、大げさに日本一売れるバイトと言われてきた娘。こんなことは初でした。


その日の夜、ボソッと

「、、、今日の敗因は、お爺さんの誕生日祝いをしていた席があったから、、、」

と呟き、ボロボロと泣き始めました。


「誕生日には、あんなに楽しそうにお祝い出来たのに、私のお爺ちゃんは、もう、食べれないよね、って思ったら、何かダメになった。」

と。



そう、去年の父の誕生日には、娘が社割を効かせてくれて、父の誕生日祝いを実家近くの店舗でしました。

「こんな誕生日初めてだ、冥土の土産だな。」

なんて笑いながら、バースデー祝いのケーキを、母と並んで、無邪気な顔で切り分けていた、父。


あの時の食欲は、もう無いし、あそこまで出掛けることも難しいかもしれません。



お爺様のお祝いをしていたご家族の姿が、あの日の自分達に重なったんでしょうね、、、。



「まだ大丈夫だから。◯◯(娘)が行くと格好つけようとして元気になるから、一杯顔見に行ってあげてね。」

「あの日、◯◯のお陰で、1日中凄く楽しそうだったよね。」


等、話しました。



担任が飛んで、塾長が飛んで、、、

人との別れにトラウマばかりの娘。


お爺ちゃんは裏切って目の前から居なくなるんじゃない。

必死に頑張って、頑張って、、、身をもって教えてくれているんだよ。



また、自分は何もないのに、男から好意的に接しられることで、周りの女に嫌われて、学校で孤立し始めてしまっている娘。

こんな時期に、、、本当に、やめてくれ〜。