9月20日

この日は、父の昼休みに、電話がありました。

たまたま、義実家から贈り物が届いたので、義実家の電話番号を教えて欲しい、と。

連絡先は、恐らく控えてあるはず。それがわからない、父・・・ショボーン 母の居ない実家が、どんな様子なのか、一気に不安になりました。

私は仕事中で、お客様と一緒にいる時でしたが、友達のように仲良くしていただいているお客様で、
「出なさい、大丈夫だから」
と言って下さり、失礼して父からの電話を受けた次第です。

いくら仲良くしていただいている方でも、仕事中だったので、かなり手短に済ませてしまい、ちょっと無愛想に感じたかもしれません。

お客様が、家庭内の愚痴など聞いてくださり、気持ちが凄く楽になりましたおねがい


母からは、
“お腹が空いたので、梨が食べたいです“
と、メールも来ました。

メールが打てるまでに回復したのが嬉しくて、
買い物に行ったスーパーで一番高かった梨を買って、タッパーに小さめに切って持って行きました。


夕方、部活のなかった娘達と一緒に、母の病院へ。

1日中点滴なのに変わりはなかったのですが、点滴の量が減り、お昼からご飯が出たそうで、ちゃんとベッドに座ってご飯を食べていました。

「薄味だ」
とか、
「(お粥に)ゆかりがかけたい」
とか、デザートの赤いゼリーを
「これは嫌いな感じ、要らない」
と言ってみたり・・・

青菜のお浸しも、茎の部分は避けて葉の部分だけ食べてみたり・・・

結構ワガママが言えるまで回復していました照れ


「半分、青いが観たくなった。10日間くらい観てないから、もう分からんかな~」

と言うので、イヤホンを持って行き、繋いであげました。


この一日で、凄く回復した感じがしました。

母自身も、ずっとあった胃のムカムカした感じが無くなった、と言っていました。


先生からも、三連休に退院お迎えが可能か聞かれた上で、
「明日、詳しく見せて頂き、その結果次第で三連休にはおうちに帰れると良いな、と思っています。」
とお話がありました。

先生と話をしている時の母の顔に、ちゃんと母らしい表情が戻っていて、安心して帰って来ました。



上の娘は、夏休み明け、台風の時の抗がん剤の日が最後に会った日で、お婆ちゃんの具合が悪くなってから会うのは初めてだったので凄くドキドキしながら着いてきたそうです。
初孫ですから、かなり可愛がって貰っているし・・・大好きなお婆ちゃんに万が一のことがあるんじゃ・・・なんて、心配で仕方がなかったようですが、ゆかりを買いに走らされるなど、嬉しい想定外の状況に喜んでいました。