(過去記事リメイク)
 
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 昔から綺麗な石が好きなクセに買うのは嫌で・・落ちているきれいな石を拾う癖がありました。
 ふと暇な時間にネットを見てみると鉱物ファンとでも言うんでしょうか、同じ様な趣向でその道を極めてる方が沢山いました。
 こんな趣味もあったのかと、動画も見てみると目当ての鉱石を自分で探しにフィールドへ採取しに出かけてる。 んで、掘ってはデカイブツをGET!してる・・・・。
 
こ~~れは山歩きもする猫夫には最適な趣味ではないか!
そんな訳で行ってきました山。


 登山はここ数年一人で登ってましたので通常より軽装備に加え、採取用に自分なりに考えて「潮干狩りの熊手?¥100-」を持って。
 

 目指すはとある山、目標鉱物は水晶。
これまで別の目的で何度か登ってはいた山だったんですが、こんな場所にあるのだろうか(´・ω・`)


 この山は標高がわりと低山で、片道1時間半ほど。 小学生が行事でも登るそうで気軽に登れる山です。 霊山としても知られていて各所の史跡があり、修行の山ともされているとか。
 頂上には拝殿と奥の院があり何か(あまり興味はないw)を祭っています。

 この山は岩が多く、結構な量の水晶が含まれているようで至る所がピカピカ光ります。(ただ光るだけで大きくはない)
 
 600mほどか、登ると見晴らし台がありベンチが設置してあります。
そこから上の登山道の砂利に、砕けた水晶がポロポロ落ちていました! 
 
 道というか山肌全体が岩と砂利を含んだ砂で出来ていて、人が歩く道を雨が洗い流しては砂利と水晶が露出すると言う訳です。  ある程度の予備知識とネットの力で難なく目標達成。 分離した破片が多いですが、水晶の頭が残っているのがやっぱり理想。
 
 本日の主力武器「100均 熊手」でほじほじ。 でも登山道なので3cmほどほじっては埋めを繰り返すと、なんだか草取りをしたかのように道がきれいになった。これなら荒らすどころではない、整備さw 登山道なので流石に岩を砕いたり、何十センチも穴を掘るのはマナー違反、ほじくった後もちゃんと綺麗に整地、これ大事。



 一頻りほじったあたりで、寒いのでまずは飯。  アルコールバーナーで湯を沸かして温かい味噌汁とおにぎりで昼食。 この時期は風がすっかり冷たくなっていて、味噌汁がうんまい。
 
 体を暖め、腹を満たしていざ採取。 次は転がって来たであろう場所へ移動。
 


 結果、同じ小ぶりの水晶を何個か、小さい水晶が群れているクラスターも発見。 泥汚れが酷いが綺麗そうなので持って帰る。

 家で洗ってみてびっくり。 なんとなく持って帰ったクラスター(群晶)が、なんか青い・黒い・黄色い・・・カラフル。 
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 某所で聞いた所、青い水晶はレアだそうです。 
水晶自体が青いわけではないのですが、根元や周囲の鉱物が透けてそう見えるのだそうな。 これを「インクリュージョン」と呼ぶのを知りました。 変身するのに唱える言葉のようだ。
 
 
 クラスターはまだ泥が隙間にこびりついているので、ホジホジして塩素に浸して綺麗にしてみます。 届かない隙間とかもっと綺麗にならないかなぁ。



 とりあえず目標達成! 珍しくて綺麗な水晶をGETでき、鉱物採集の良いスタートを切ったのでした。
 
(過去の記事です)