はい、すっかり秋!

日中の暑さは嘘のように消え去り過ごしやすい事この上なし!

 

今回の砂金掘りはいつもと違う河川。 サンプル集めは好きではないのだけれど、何となく採ったサンプルをもっと見栄えのするものにしたいな~と思い選んでみた。 近くは無い産地なので敬遠していたのだけど気分転換にもなろうか。

 

 

 

この産地は岩盤が豊富。 いつものホームと違って盤の質が違ってちょっと硬い。 その為クラックがね!ムッチャある!!

掘り師ならば目移りしてしまう、どこを掘ろうか?あ、ここもいい。 向こうも・・あ、これも良いな! とテンションが上がる。

 

 

こういうクラック、絶妙に狭い奴、これって意外と掘られていない。 理由にまず道具が必要だから。 適当なドライバーだとかでは大変過ぎてすぐ音をあげるから残っている事が多い。

 

 

 

こういう時の装備出動。

 

クラック用の延長ノズルドレッジ、幅の狭い手カッチャ、ホジ棒と言うかめちゃ薄い引っ掻き、私考案の溝ホジ棒。
 

こう言うのを駆使してこの狭いクラックに詰まった土砂を採っていく。

大抵の人はほじって終わる。ただほじるのでは採り残しが多い。

 

 

こういう場合はね、最後に水をかけて集めて細い大口径スポイトで根こそぎ吸っていく。 水が無ければ根っ子で塞いで水を満たす。

 

 

 

ほ~~~・・・なんて金属の量。 比例して砂金も貯まっているなぁ~長いの出た。

ほじって回収してパンニング。 全部取ったらスポイトかドレッジ。これを繰り返してクラックからクラックへとミツバチの様に移動していく。

 

 

こ~・・・の川何なんなんだ!?

 

金属ゴミが異常・・。 鉛の散弾に建設廃材、電化製品の名残りがムチャクチャ出る。 特に釘! ステンレスから銅合金、鉄製と幅広く色々・・・しかも鋭利で手袋に穴が開きそうだ。 

 

 

 

 

出たら捨てずに一ヵ所に集める。

 

遊ばせて頂いている身、危ないから鉄も回収じゃ! 子供の足に刺さったらいけないし。

 

 

うむ、ここの砂金はとても細かいな、細かいけど立体的で鋭利な感じ。 誰も到達していないであろうクラックの奥底からは良いサイズも出て来る様だ。

 

秋晴れの気持ちの良い日和に半日ほど砂金掘りを楽しんで帰宅。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・ここからですよ。

 

 

 金属ゴミは良いとして鉛の散弾がががが・・・鬼の様な量。 私はこれをピンセットでちまちまちまちまちまcちまaあmc!!!  1個1個摘まんで選別しています!  なんだこの量、釣りのオモリは一つもない。

 

 

 

 

fm??

は~・・・ん?  は~~っ!?

水銀までいやがった!! 細かい砂金だし砂鉄やらなんやら全部吸って持って帰ったけど・・いつの間に!

 

 

 

 

 

水銀は金属を取り込む性質があり常温で液体。金を取り込んでアマルガムと言う合金になります。 金の輝きは銀色になり水銀の量が多ければ泥の様な粘土状になり果てます。 あ~・・・いい感じの結晶みたいなの・・・溶けちゃった。

 

 

 

うわぁ・・・・こんな量初めての経験。

これまでのアマルガムと言えば砂金の端っこが数粒変色する程度だったので気にしていなかった。 でもこれはダメだ・・もう砂金を採り込んでも尚、液体のままだ。 知らずに触っちゃったけど粘土みたいにグニャって言った。

 

 

この河川を調べるとどうも鉱山由来の水銀の様だ。 鉱毒では無くて昔の採金の名残り。 鉱毒としてはカドミュウムだそうな・・この川大丈夫なの?

 

 

とりあえず、このアマルガム砂金は400度くらいで火で炙れば水銀が沸点を越えて揮発してスカスカのスポンジの様な金だけが残る。 昔から行われている砂金の回収法ではあるのだが・・・水銀蒸気の人体への影響が半端無い。90パーセントくらいの吸収率で肺から人体に入って中毒になる。 少々の量には見えるだろう、でも揮発すると体積は1000倍にも膨れ上がりそこら中に付着し、常温で気化するのに数か月・・。 

 

 

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困ったぞう♪

 

 

 

とりあえずもう・・砂金の産地ならではの表情とか諦めよう、うん。 どんどん水銀に金が取り込まれて行ってるけども・・金は逃げないし保留とする!!

 

 

 

 

あ、でもこの小さいサイズの砂金でもグラムオーバーでした^^

 

 

 

fin.