すっかり春になりました。

日差しも熱い位に感じる日が多くなり気温も20℃を越える日が続いています。

 

砂金掘りは相変わらず通っていますが、春は雪解け増水の季節です。

いつもなら増水して水位が上がったら上がっただけ陸の高い場所の堆積を水面でパンニングすることが多かったのですが、今年はわたくし成長しました、スルース使いまくっています。

 

 今までも使えないか悩んでいたのですが、増水しても砂金のある堆積場って流れが淀みになる場所なのでスルース流れなくて使えてなかったんですよね・・。 

 

そしてふと思いました「流れのある場所で、流れの中で流せばいいのでは?」と。

まぁどこでも良いと言う訳では無いですが堆積をパンニングしたらそれなりに出る場所、そして普段は陸でも増水でもう川になってる場所そこを流せばどうかな。水没しているので見た目だとか盤がとかどうでもよい。

 

 

 


↑ここは増水しているのでいつもなら陸の場所が川になっています。1番水流のある場所に堰を作りスルース設置! 堅く抜けない玉石を金テコで引っこ抜き、大きいサイズの石をある程度放り投げてカッチャで掬う。 

 

 

 

 

 

流れの中でやっているのでそのままスルースへ堆積を投入! そのまま投入できる範囲を掘っては流して行きます。 水量、水流完璧!! 凄い速さで河原にバスタブサイズの穴が出来上がります。 運んでパンニングするより8倍速はあるかもしれない。

 

 

 

 

 

↑ちょっと見えにくいですがスルースの投入部のマットに砂金が見えだしました。

 

 

↑私のスルースは土砂の投入部に緩衝用にマットを貼り付けています。これだけでも砂金が採れる凸凹マットなんですが、荒い使い方や強い水流では飛んで行ってしまうので、本選鉱は後部のまな板構造リッフルで砂金を捉えます。

このマットのおかげで試し掘りのパンニングが不要で、ちょっと流せば砂金の量がわかります。

 

 

 

 

↑やってて思った事。 砂金掘りを始めた頃に参考にさせて頂いた動画で北海道のZEROさんH沼さんと同じことをしているなと。 あのお二人の掘ってる風景が謎だったんですよ。 盤も無さそうに見える川に腰まで浸かってひたすら堆積を川底から掬って流している?と。 H沼さんはいつも水量が~~と気にしていましたし。

 

ようやくわかりました。 いくら砂金が重いとはいえ必ず盤まで潜るわけではないと。そりゃいつかはそうなるんでしょうが「旅の途中砂金」が堆積中に沢山ある場所がある。 でも堆積の量が膨大過ぎるので雪解け増水で川になった所を見計らいスルースで一気に流す! これだ!私の増水時の掘り方が一つ増えました。

 

レベルアップ!

 

 

 

 

 

↑ちょっと疲れてきたら気分でスルースをあげてパンニング。 砂鉄の中からこの砂金の煌めきが見えると元気が戻ります。

 

 

 

 


↑2日間トータル12時間掘りました。 段々畑のようになりました。

 

 

 

 

 

↑家に帰るといつものルーティーン。 砂鉄と砂金をきっちり選別して乾燥、測量。 う~~む・・スルースの力?自然の力は偉大です!

 

 

 

 

↑3回通ったスルースの結果。 お~中々じゃないか、最高の効率で流せているし・・このやり方使えるなぁ。

 

これからも頑張れ私の腰!

 

 

 

 

春だなぁ~~~ネマガリタケまで生えてきよる・・あれ今年早くない?

増水が納まるまでスルースを使って、山菜も採ってと・・春は忙しいなぁ^^

 

 

fin.