朝の連ドラ「虎に翼」で
寅子が衝撃を受けた出来事に
日本国憲法14条の男女平等の草案が
あったらしい。

本日 2023.3.19 書いた過去の記事に
「イイネ」がされて、ブログ主さんの記事から
その事実を知りました。
ブログ主さんの記事では
もりこんだ女性
ベアテ・シロタ・ゴードン のことが
書かれていました。

私は図書館のおすすめで借りただけでしたが、
考えさせられることが多くて、
とても良い内容でした。

… … … 以下 当時の記事です。





図書館のおすすめ図書で

見つけた漫画。



「冬の蕾」 樹村みのり 岩波現代文庫

ベアテ・シロタと女性の権利







気になったのは

ベアテ・シロタ ?

どんな人?


それだけが理由。


日本が、敗戦して

マッカーサー率いるGHQのもとで

日本国憲法が制定された。

人権に関する部分の草案を作成したのが

22歳の

ベアテ・シロタ 当時のGHQ民政局職員

ウイーン生 ユダヤ系ウクライナ人

1923.10.25.-2012.12.30







第14条 法の下の平等

第24条 両性の平等の原則

この部分を担当した。


まず このタイミングで

ウクライナ人女性であったことに驚く。


そして

大規模災害や戦争の可能性も危ぶまれる今

憲法改正の論議がされている。

通常の社会機能が崩壊した時のために

「緊急事態条項」が加わるかどうか

法曹の人々は色々検討しているという。


阪神淡路大震災で被災した弁護士

永井幸寿さんは

災害時の法の足枷を経験しており

人権の重要性を身にしみている。


極度の緊急時に

「緊急事態条項」で政府に権力が集中して

人権がニの次になる危険性があることを

懸念している。


ウクライナとロシアとの戦争で

庶民が受けた制裁を耳にした今

戦争により国の為という考えが

人間性を蝕む可能性が大きいことは

よく分かる。


話を

ベアテ・シロタに戻すと

父が世界的ピアニストで東京芸大に教鞭を

とるために日本に招かれ

一家で日本に移住した。

そのため、日本語も日本文化も生活も

知っており、この大役を任された。


私は無知なんだけど、

図書館のおすすめ本が

今の時代に考えるべき内容のもので

司書さんのセンスを感じた。


正しくはよく分からない。

でも、戦火も大災害も可能性が

高くなっている今、

一部とはいえ、憲法のできあがる過程の話を

知ったことは有難い。


ベアテ・シロタは


当時、宴会で女性は台所に入ったまま

立働きでテーブルにつかず、ひっそりと

食事も台所で済ませていたこと。

婚姻も家長の許可なくできないこと。

男性はお妾さんが同居するのも普通なのに

女性は姦通罪で最も簡単に罰せられる。

男性の身支度を妻が手助けすること。

ほか

様々な日本の慣習に女性の人権の低さを

感じていたという。


女性の地位云々は

私には さほど興味ないが、いやや

参政権は認めていること、

男女雇用機会均等法 など

先人の政治家の活動から得られた権利もあるね。


私は 底辺の人間で 

世の中から、職場に対しても

特に意見しないし無関係でよいと

思っていた。


しかし、何やら

世の中が物々しくなった。

図書館であれこれ チラ読みしたり

興味のままに、つまみ食いのごとく

世の中の事情を知るだけだったのに

たまに、仕事帰りに

労働問題や、国際闘争の募金やら

活動している人からビラを貰ったり

話しかけられたりして

少し、、少しだけ

世の中に目が向くようになってしまった。


無力なのに、、、


けど、分からなくても

世の中を理解してみる

自分で理解してみることは大事らしい。



と、真面目に考えつつ

こんな音楽が浮かぶ。

私って  …ニヤニヤ