タロット カードを買うのに

アートとしても見栄えあるものが良いと思い

クリムトの作品がモチーフのものが欲しかったが

5000円超えの価格と

初心者には恐れ多いかと諦めました。





しかし、アール・ヌーヴォー調が

良かったので、イタリア製の

同じ会社が製作のカードを選びました。

イタリアのイラストレーター

ジュリア・フランチェスカ・マサリア作です。


世界的に人気高いカードでした。

解説書は

英語のほか、イタリア、スペイン、フランス、ポルトガル、ロシア語の表記があります。


タロット カードの解釈に幾つが説が

ありますが、アーサー・エドワード・ウエイトの解釈を基につくられたウエイト版になります。




美術本を知る人ならば ご存知と思いますが、

印刷の質で色の雰囲気はかなり崩れてしまうので

安価では、眺める楽しみなく

こちら4000円ほどのカードで妥当かなと

選びました。


実際、使う度に細かい部分の絵柄に気づいてゆく楽しみがあります。


雑に作られたものは

基本の柄から離れすぎたり

キングとクイーンの区別が出来なかったり

結局分かりづらいのです。


話それますが、

小学生の時に買ったバッハインベンションの楽譜。

先生が好きなものを買ってきて良いと言うので

好きなものを選び買いました。

何冊か見比べて選んでいるのですが、

私は、子供なのに 指番号のない楽譜を

選んでました。💦





今 見直ししてみたら、

私は 原典版 を選んでいたのですね。


作曲家が実際に描いた楽譜を忠実に再現したもので、強弱や指番号が表記ない楽譜です。


バッハ自筆の楽譜も載っていたから

選んでいたと思われます。

(普通は指番号や強弱の指示がある校訂版を選ぶそうです😅)



タロット カードの話に戻ります。


タロット カードの解釈には

鏡リュウジさんの本など参考にしてます。

この方、翻訳家としても仕事してらして

イギリスの原書なども読んで解説をされてました。

そして、タロット カードについて

フランス文学者の澁澤龍彦さんや

三島由紀夫さんも 著書や寄稿がある事を知り

かなり驚きました。


球体人形についても、また退廃美などについても色々読んでいたら澁澤龍彦さんに繋がり

関心ある分野が重なりのだと

感慨深くなりました。


自分の選んできたものを思い返すと

改めて自分の趣味嗜好を感じます。