レイメイ藤井RXA100、まとめ | さとしんの星日和

さとしんの星日和

古スコやB級品を使って星を楽しむブログです。

主鏡が放物面鏡であると言われている謎のトイスコープ、レイメイ藤井のRXA100、口径76mm焦点距離300mmF4の反射鏡筒ですが、一通りの天体写真の撮影が終わりましたのでここにそれらを再掲して、その性能に思いを馳せたいと思います。

 

 

 

レイメイ藤井 RXA100鏡筒

 

結論を言いますと、私の撮影した写真からはその優秀さを確かめることはできませんでしたが、昔イオンなどで地球儀などと一緒に棚に並べて販売されていた安い教育望遠鏡は、色々な対象が良く見えて写真も撮れる立派な天体望遠鏡でした。

 

それでは、RXA100で撮影した天体写真を振り返ってまいりましょう。

 

 

 

 

最初はNEX5の直焦点で星野を撮影です。

 

 

さそり座アンタレスとM4球状星団

レイメイ藤井RXA100+1.6倍フォーカルエクステンダー+ソニーNEX5ボディ直焦点

露出43秒 ISO1600 1枚撮り 換算FL720mm撮影 トラバース経緯台追尾

 

NEX5ボディを前に寄せてもピントが合わないので、やむを得ず1.6倍のエクステンダーを使ったので元の焦点距離画像がどうなってるのか分からないですね。どっちにしてもこの望遠鏡にコマコレクターなど無いので、周辺像の乱れは直せないでしょう。

写真としてはもう少し露出をかければ星数も増えて賑やかな写真になったと思いますので、また夏の銀河シーズンになったら撮影してみます。

 

 

 

 

次はASIカメラによる天体撮影が2例です。

 

 

おおいぬ座 sh2-301 輝線星雲

レイメイ藤井RXA100+1.6倍フォーカルエクステンダー+ASI585MC

露出5秒×60フレーム計5分 ゲイン450 UV/IRカットフィルター

トラバース経緯台追尾 480mmF6.3換算1630mm

 

 

パンスターズ彗星(C/2025 R3) 2026年4月8日 4時28分

レイメイ藤井RXA100+1.6倍フォーカルエクステンダー+ASI585MC

露出2秒×45フレーム計90秒 ゲイン450 UV/IRカットフィルター

トラバース経緯台追尾 480mmF6.3換算1630mm

 

星像はあまり良くないですが、細かいことを気にしなければ十分楽しめる写真が撮影できます。換算焦点距離が長くなるので、小さめの星雲星団をじっくり撮影するのが良さそうです。

一度赤道儀に乗せて回転を気にせず長く露出をかけてみたいです。

一方眼視による観望は、やはり口径なりの暗さですので楽しめる対象は限られる感じです。倍率15倍ぐらいの低倍率では星が点になりませんでした。

 

 

 

 

次は月の撮影にまいりましょう。まずはコンデジによるコリメート撮影です。

 

 

25日の月

レイメイ藤井RXA100+ビクセンSLV5mm+ルミックスLX7/24mmF1.4

露出1/500秒 ISO400 コリメート撮影

 

倍率を上げる為に普段より短いアイピースを出してきました。見掛け視野が50度しかありませんので視野内の月が大きく慎重に真ん中に置いて撮影しました。サプライズはありませんが堅実な写りです。

改めて考えてみると口径76mmもあるのでしっかり追い込めば、もっといい写真が撮れるかも知れません。眼視においては反射望遠鏡なので色付きも少なく良く見えました。

 

 

 

 

次は電視撮影で大写しにしてみましょう。

 

 

4月11日の月

レイメイ藤井RXA100+タカハシ2倍オルソバロー+ASI585MC

UV/IRカットフィルター トラバース経緯台追尾

露出10.1ms ゲイン320 200フレームスタック

 

こちらも小口径の屈折望遠鏡には劣る感じはしますが写ってます。ここから目を刺す様なシャープ処理が効けばいいのですが、そうとはなりませんでした。

やはりF値が小さいとピントの山も狭くて合わせるのが難しく、思った様な仕上がりにならないですね。

 

 

 

 

次は木星の撮影です。焦点距離が300mmと短いのでなかなかどうして難しい撮影となります。

 

 

11日の木星

レイメイ藤井RXA100+GSO5倍バローレンズ+ASI585MC

UV/IRカットフィルター トラバース経緯台追尾

露出10.1ms ゲイン441 500フレームスタック

 

気温が高く大気がやや安定していた昨夜、カラーバランスの良い木星が撮影できました。相変わらず縞模様の詳細は写りませんでしたが、口径76mmとしてまずまずの写真だと思います。

画像処理で修正をかけていますが、木星の左側は青色、右側はだいだい色の大きな色ずれが発生します。木星は天頂付近にあるので大気差によるものでは無く、色収差でも無いとしたらコマ収差になるでしょうか。

写真はここまで来てるので、シーイングが最良の日にはもっと良い写真が撮れるかも分かりません。

 

 

 

以上、いかがだったでしょうか。

 

ともすると低グレードに見られるスタイルの望遠鏡ですが、放物面鏡かどうかは別としてこれだけ楽しめれば、良い写真が撮れるのではないかとワクワクできた気持ちも含めて十分遊べる古スコでした。

これからもいろんな場面に登場させて行きたいですが、天体望遠鏡の所有台数はこの望遠鏡で計27台となりましたので大変です。

まさに古スコとB級スコープに使われる幸せな毎日です。(笑)

 

 

 

 

 

それでは今回もご覧頂いて誠にありがとうございました。(^^)