BKP130鏡筒で星雲星団の撮影 | さとしんの星日和

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古スコやB級品を使って星を楽しむブログです。

台風10号が近づいてきていますが、夕方から晴れ間が広がりました。おそらく夜半には再び雲が広がってくると思うので、それまでの間に星遊びです。

 

 

今回は一旦完結している、スカイウオッチャーの13cm反射鏡筒BKP130で星雲星団を撮る、を楽しみました。アイピースは撮影アダプターを加工して使える様にした、ビクセンLV25mmを使います。

 

 

 

ガイドスコープには国際光器のGS50を使って、TS100赤道儀にBKP130と同架して視野合わせをしました。

 

 

スカイウオッチャーBKP130反射鏡筒

 

 

 

 

 

それでは、早速いってみましょう。もうそろそろ見頃も終わる夏の代表選手、M8干潟星雲です。

 

いて座 M8散光星雲(干潟星雲)

スカイウオッチャーBKP130+ビクセンLV25mm+ルミックスLX7/F1.4

露出20秒 ISO1600 TS100追尾

撮影データは以降共通

 

視野円をくっきりさせる為に、コントラストを控えめに処理しました。なるべく眼視で見た感じになる様に大人しい処理を心がけていますので、天体写真としては物足りないかも知れませんが、広めの視野で気持ちの良い写真が撮れます。

 

 

 

 

たて座 M11散開星団(野鴨星団)

 

天の川の中にある、密集度の高い散開星団です。視野内に多くの星が見えて、その中にまるで球状星団を思わせる様な星団が見えています。約1.9度の写野で撮影するので、一層まとまった姿として写りました。

 

 

 

 

アンドロメダ座 M31アンドロメダ小宇宙

 

東の空に昇ってきた、秋を代表する小宇宙の姿を先取りで撮影してみました。全天一の明るい小宇宙も、コリメート撮影では見事な渦は写りません。

やはりここはFC-76DCUの直焦点でじっくり撮影してみたいところです。

 

 

以上、3つの星雲星団を撮影しましたが、今回の撮影は明るさムラが大きく視野円も影ができてうまくいきませんでした。もう少しアイピースとコンデジのレンズ間の最適距離を探して、すっきりとした写真を撮りたいですね。

 

 

 

 

 

それでは今回も閲覧頂いて、誠にありがとうございました。(^^)