フォトンEDアイピースを揃えました | さとしんの星日和

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古スコやB級品を使って星を楽しむブログです。

先日から数日の晴れ間がありましたが、今週はまた元の梅雨空に戻りました。7月中旬までは曇りか雨の天気が続く予報となっています。

 

 

星の見れない梅雨の時期はついつい機材を買ってしまうという事では無いですが、国際光器のフォトンED3.2mmとED8mmのアイピースが到着しました。

 

 

 

 

 

 

 

これらはタカハシFC-76DCUの中倍率と高倍率用として新品購入しました。FC-76DCUは眼視観望がかなり楽しめる望遠鏡なので、他にも似たような焦点距離のアイピースを持っていますが、EDレンズで比較的安いフォトンアイピースで今回揃えてみました。

 

 

高倍率用は本当なら4mmぐらいのアイピースが適切なのですが、フォトンの中ではラインアップが無いのでやや倍率が高すぎとなる3.2mmにしました。フォトンにしたのは見掛け視野が60度と、一般的な50度より少し広いことも選択理由です。

 

 

 

フォトンEDアイピースをこの他に私はED12mmとED18mmを持っています。ここで4本を並べてみるとカラーリングが良い識別になりますね。

 

 

これでFC-76DCUにおける推奨倍率に近いアイピースは、私の場合以下の状況となりました。

 

低倍率は口径1/2の38倍が推奨となりますが、ED18mmで32倍です。

中倍率は口径通り76倍が推奨となりますが、ED8mmで71倍です。

高倍率は口径2倍の152倍が推奨となりますが、ED3.2mmで178倍です。

 

低倍率と中倍率は概ね推奨通りの倍率を得ましたが、高倍率だけ少し倍率を上げ過ぎとなりました。でも、そこはタカハシ鏡筒なので破綻しない良い像を見せてくれると期待しています。

 

 

 

それでは夜の眼視画像は写真に撮れないので、昼景色に毎度使っている老人の家看板(笑)を撮影して視野の違いを見てみましょう。カメラはいつものルミックスLX7です。

 

 

低倍率 フォトンED18mm 32倍 見掛け視野60度

 

 

 

中倍率 フォトンED8mm 71倍 見掛け視野60度

 

 

 

高倍率 フォトンED3.2mm 178倍 見掛け視野60度

 

アイピースを低中高と3本に絞ると、かなり段階的に倍率が上がることが分かります。

またED3.2mmは高倍率のアイピースなので通常は覗きにくいものですが、このアイピースは見口のレンズが大きめなのでとても見やすいアイピースでした。

ただ、写真からもお気付きの様に実際の見掛け視野は60度に足りない様です。画像をものさしで計った大きさを正しいとすると、このアイピースの見掛け視野は56度と計測されました。広い見掛け視野につられて購入したので少し残念ですが、ビクセンのSLV5mm50度と見比べてみると明らかに一回り以上広いのでこれで納得します。

 

 

 

 

以上、今回は購入したアイピースを覗いてみただけの、それがどうした内容で恐縮です。閲覧頂いて誠にありがとうございました。(^^)