『 尾鷲ニュース 1068 』~~梶賀町「あぶり」づくり最盛期、尾鷲市議会正副議長決まる | 五月亭日記

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               (尾鷲市役所)

 

 

 

尾鷲ニュースです。

 

 

 

『 尾鷲ニュース 』

 

梶賀町で「あぶり」づくりが最盛期

 尾鷲市梶賀町で小サバを使った伝統の「あぶり」づくりが最盛期を迎えている。あぶりは梶賀に100年以上伝わる地魚のくん製保存食で、魚を遠火と煙であぶる独自の製法から、その名がついた。

   昔は、この時期になると各家庭の軒先であぶりが作られていたが、今では浜中倫代さんと中川矩子さんの2軒が注文に応じている。

 主に春から夏にかけての近海定置網で獲れる、その日に水揚げされた新鮮な小サバを使い、生産に手間暇かかるため、多い日で1日100本ほどあったが、ことしも小サバの水揚げが少ないので、毎日30本程度という。

 小サバは頭とハラワタを取り除いて水洗いし、粗塩を振りかけて20分ほど寝かせ、1匹ずつ竹串に刺して桜の木をいぶして、約2時間かけて黄金色のくん製に焼き上げる。1串当たり小は23匹、大は18匹ほど。

 梶賀では食品製造加工販売会社「梶賀コーポレーション」がインターネットを中心に、7年前からあぶりを販売しており、地域に受け継がれる伝統食として認知度が高まり、販路を広げている。文化庁が100年以上の歴史を持つ食文化に認定する「100年フード」に選ばれた。完成品は常温で3~4日、冷凍で数か月保存ができる。

 

 

●尾鷲市議会正副議長決まる

 6月3日、尾鷲市議会は6月定例議会を開会、会期を18日までの16日間と決め、申し合わせで任期1年の役員改選があった。

 正副議長選挙で第65代議長に南 靖久氏(68)=11期=、副議長に小川公明氏(67)=3期=が選ばれた。監査委員に濵中佳芳子氏(65)=5期=の選任に同意した。

 議長の南氏は1982年11月の市議選で初当選し連続11期。議長就任は7年ぶりの5回目。副議長の小川氏は13年6月の市議選で初当選して3期目で、副議長は4回目。監査委員の濵中氏は4回目。

 このあと、行政常任委員会、議会運営委員会の委員構成と正副委員長を決めたほか、紀北広域連合、三重紀北消防組合、東紀州環境施設組合議会の議員を決めた。いずれも任期は申し合わせで1年。