『 尾鷲ニュース 1067 』~~かつお生節作り最盛期、ミニトマト選手権で金賞 | 五月亭日記

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三重県尾鷲市在。写真「フォト紀鷲」、そしてギター「尾鷲演歌楽団」で楽しんでます。尾鷲周辺のよいとこ、イベント、ニュースなどご案内。

         (紀北町三浦、JR三野瀬駅)

 

 

 

尾鷲ニュースです。

 

 

 

『 尾鷲ニュース 』

 

●かつお生節作り最盛期

 尾鷲市中井町、大瀬勇商店(大瀬勇人社長)の加工場で、かつお生節(なまぶし)の生産が最盛期を迎えている。

 同店は1902(明治35)年創業。戻りガツオの漁が終わる12月ごろまで生産がつづく。明治時代からつづく伝統製法であるカツオを三枚におろし、旨味が抜けないよう熱湯で約2時間茹でて、水で洗いながら骨を抜き、せいろに並べてサクラやウバメガシなど火力が強い雑木で2時間ほどいぶして出来上がる。

 この日は尾鷲魚市場に水揚げされたガツオ150匹を生節に仕上げた。大瀬勇商店ではかつお節、まぐろ節、そうだ節も生産している。

 栄町の自社店舗や紀北PAの始神テラス、主婦の店、おわせお魚いちばおととにて、1本500~1000円で販売している。また、ふるさと納税の返礼品として東海地方や関東にも出荷している。

かつお生節は、くき漬けと混ぜて食べると美味しいし、パスタ、ピザ、チーズともよく合う。

 

 

 

 

『 紀北町ニュース 』

 

●ミニトマト選手権で金賞

 5月14日、紀北町中里の林農園(林康成さん経営)が生産するミニトマト「やまきちとまと」が、一般社団法人日本野菜ソムリエ協会主催による「第3回全国ミニトマト選手権」で金賞に輝いた。

 同選手権は、農産物の価値向上を目指す青果物の品評会で、ことしは全国から102品がエントリー、商品名や産地・生産者情報を伏せたトマトの食味で、50人の野菜ソムリエが審査した。

 林農園では、病原菌を遮断してわずかな水しか通さない特殊フィルムを使った栽培方法で、品種は甘みがある「フルティカ」。ハウス内の環境を調節しながらトマトに水分ストレスを与えて甘みと旨味を引き出し、高品質なトマトに仕上げている。

 林さんは元紀北町職員で、50歳で早期退職し、ハウストマト栽培の農業に転身。現在は年間7㌧を生産、県外のリピーターや紀北町のふるさと納税返礼品としても人気が高いという。

 販売価格は1袋(200g)470円。道の駅マンボウや町内コンビニ、イオン尾鷲、おわせお魚いちばおととなどで販売している。