尾鷲市・熊野古道センターで『 裏の屋敷資料展 』 | 五月亭日記

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三重県尾鷲市在。写真「フォト紀鷲」、そしてギター「尾鷲演歌楽団」で楽しんでます。尾鷲周辺のよいとこ、イベント、ニュースなどご案内。

きょうは、晴れ。あしたも晴れでしょう。

 

きょうの尾鷲の最高気温は23.1℃(最低気温は12.6℃)。

 

全国トップは兵庫県の豊岡、福島県の梁川でともに32.1℃。

 

三重トップは伊賀市の上野で29.3℃。

 

ただいまの尾鷲の気温は16.7℃。

 

 

 

 

    『 きょうのことば 』

 

     【  自業自得(じごうじとく) 】

 

         ~~自分の悪事は自分に返る~~

 

 自分がした悪事は自分がその結果を受けること。ことわざの「身から出たさび」に近い。
 もと仏教の語。『正法念経(しょうぼうねんぎょう)』に「異(い)人悪を作(な)すに非ず、人苦報(くほう)を受くるに非ず、自業自(みずか)ら果(か)を得(う)、衆生(しゅじょう)皆此(か)くの如(ごと)し」(他人が悪事をするのでもなければ、苦しい報(むく)いを受けるのでもない、自分の悪事は自分がその結果を受ける。人々みなそうだ)とある。
 自業(ごう)と読むのは、仏教語の常で呉音(ごおん)(ぎょう、は漢(かん)音)による。自らのしわざの意。「自得」は、自分で結果を得る(報いを受ける)こと。善いことをすれば善い結果が得られる、という意味もあるが、今は悪事の報いの意味に用いる。
 「因果応報(いんがおうほう)」「天罰覿面(てんばつてきめん)」などが近い意味の言葉だ。

 

 

 

 

尾鷲市向井の熊野古道センターで『 裏の屋敷資料展 』が開かれているので、観てきました。

 

 御浜町上市木の小児科専門医(疳医)であった榎本家の屋敷のことを「裏の屋敷」と言い、豪農・岡本幸七郎氏によって明治20年に建設された建物で、岡本氏が建設した建物は「表の屋敷」「裏の屋敷」と呼ばれていましたが、のちに「裏の屋敷」を榎本家が譲り受けました。


 榎本家当主は代々「覺太夫(かくだゆう)」という名前を受け継ぎ、天正年間から苦心して「参連養児丸」という疳薬を開発したと薬袋に記載があります。

 

 約300年以上にわたって小児医療と売薬業を営み、地域医療に貢献するだけでなく、疳薬については日本全国のみならず台湾や中国大陸からも受注していました。

 

 現在、「裏の屋敷」資料は旧尾呂志中学校校舎に収蔵されており、今回はその資料の一部を展示しています。

 

 

 

 

 

 

 

「看板」。

 

 

 

 

「皮膚通電抵抗測定器」。

 

 

 

 

「人工気胸器」。

 

 

 

 

「薬物学」ほか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「薬研(やげん)」ほか。

 

 

 

 

「乳鉢」ほか。

 

 

 

 

「天秤ばかり」ほか。

 

 

 

 

「版木」。

 

 

 

 

「印刷した薬袋」。

 

 

 

 

 

「謄写版」。

 

 

 

 

「電話機」。

 

 

 

 

 

「蓄音機」。

 

 

 

 

「尾﨑行雄からのはがき」。

 

 

 

 

 

 

 

 

「尋常小学校の教科書」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同展は6月2日(日)まで。

 

開館時間10:00~17:00。

 

 

 

   チケット無料ですので、

 

        ぜひお出かけください。

 

 

 

 

 

問合せ 熊野古道センター 尾鷲市向井12-4 ☎0597-25-2666