尾鷲市・熊野古道センターで 『 ネイチャーシリーズ 吉野と熊野をつなぐ奥駈の自然 』 | 五月亭日記

五月亭日記

三重県尾鷲市在。写真「フォト紀鷲」、そしてギター「尾鷲演歌楽団」で楽しんでます。尾鷲周辺のよいとこ、イベント、ニュースなどご案内。

きょうは、雨のち曇り。ここまでの降水量は3.0㍉。あしたは晴れでしょう。

 

きょうの尾鷲の最高気温は14.6℃(最低気温は10.0℃)。

 

全国トップは沖縄県の伊原間で25.3℃。三重トップは尾鷲、熊野市の新鹿でともに14.6℃。

 

ただいまの尾鷲の気温は10.5℃。

 

 

 

 

    『 きょうのことば 』

 

       【  多岐亡羊(たきぼうよう) 】

 

         ~~学問を広げると真理に達せず~~

 

 「岐(わかれみち)多くして羊を亡(うしな)う」と読む。別れ道の多いところで、逃げた羊を見失う。学問の道があまり多方面にわたると真理を得られない喩(たと)え。『列子』の話に基づく語。
 楊朱(ようしゅ)の隣人が逃げた羊を大勢(おおぜい)で追いかけ、楊朱にも加勢を求めた。「1匹の羊を追うのに、なんでそんなに多くの人がいるのか」と楊朱が問うと、「岐路が多いので」という。結局羊を得られずに帰り、「岐路の中にさらに岐路があって見失った」と答えた。
 この話のあとに「大道は多岐を以(もっ)て羊を亡い、学者は多方を以て生(せい)(みち=真理)を喪(うしな)う」という。
 学問に限らず、事業の方針や人生の進路など、選択に迷う場合に用いる。

 

 

 

 尾鷲市向井の熊野古道センターで 『 ネイチャーシリーズ 吉野と熊野をつなぐ奥駈の自然 』が開かれているので、観てきました。

 

 吉野と熊野三山を結ぶ大峰山脈を「大峯」と呼び、この大峯を約100㎞にわたり南北に貫く標高千数百m級の山岳路を大峯奥駈道といい、平安時代から続く日本固有の修験道における最も重要な山岳修行の場でもあります。

 

 山に入って苦行を重ねながら踏破することを「奥駈」あるいは「峰入」といい、この大峯では多くの修験者が修行を実践してきた歴史があります。

 

 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産であり、熊野修験の厳しい山岳修行の場としても知られる大峰山脈の四季折々の自然を写真と映像で紹介しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

吉野の一目千本桜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会場風景。

 

 

 

 

会場の熊野古道センター。

 

 

 

同展は4月14日(日)まで。

 

開館時間9:00~17:00。

 

 

 

   チケット無料ですので、

 

      ぜひお出かけください。

 

 

 

問合せ 熊野古道センター 尾鷲市向井12-4 ☎0597-25-2666