(尾鷲市中井町~旧堀町通り)
尾鷲ニュースです。
『 尾鷲ニュース 』
●大型製材工場事業計画説明会
7月12日、中部電力尾鷲三田火力発電所跡地で大型製材事業を計画する事業者と、県農林水産部とによる説明会が、尾鷲市坂場町の県尾鷲庁舎で行われ、木材・木材産業関係者と行政機関担当者を対象に、東紀州地域から約70人が参加して開かれた。
事業は銘建工業(岡山県真庭市)、前田建設工業などを傘下に持つインフロニア・ホールディングス(東京・千代田区)、インデックスグループの社会システムデザイン(東京・港区)の3社が計画したもので、この日、各社代表者らが概要を説明した。
火力跡地に年間30万㎥の原木を加工する大型製材・集成材工場を建設するもので、加工時に出る端材を燃料とする木質バイオマス発電所も併設する。
利用木材は集成材用のスギ20万㎥、ヒノキ10万㎥で、想定品目は間柱・垂木などの製材品、柱・梁(はり)などの集成材、製紙・パルプ用チップ・ペレット、必要原木は直径20~50㌢、長さ2~5㍍を想定。
高グレードの無垢(むく)用原木は、地元製材工場に搬出、想定品目の材料にならない合板用原木も地元製材工場に出す予定で、必要な木材は総量で年間50万㎥強の見通し。
今後は県、尾鷲市、他市町、林業関係事業者、森林組合などと協議し、資源量調査や造林計画などを策定。23年度中に用地契約や許認可を受ければ、製材工場とバイオマス発電所の詳細設計に入り、25年度着工、27年度前半に大型製材工場を稼働させ、後半にはバイオマス発電所の運転を開始。
●高校野球大会:尾鷲高校2回戦敗退
7月8日、第105回全国高校野球選手権三重大会が開幕し、この日、松阪市のドリームオーシャンスタジアム(県営松阪球場)での1回戦に出場の尾鷲高校は、四日市四郷・石薬師・あけぼの学園・志摩の4校連合チームと対戦。
試合は1点を先制されるも逆転し、7-1で勝利。尾鷲高校の初戦突破は6年ぶり。
7月15日、尾鷲高校は津市営球場での2回戦、強豪津田学園と対戦。0-10の5回コールドで敗れた。打線振るわず2安打に抑えられた。