(尾鷲市北浦町、金剛寺前通り。後方は尾鷲神社)
尾鷲ニュースです。
『 尾鷲ニュース 』
●ブルーベリー観光農園6/10オープン
尾鷲市向井の「おわせむかい農園」でブルーベリーやオリーブ、アボガドなどを栽培する尾鷲ヤードサービス(岡文彦社長)は、『ブルーベリー観光農園』を6月10日(土)にオープンする。
今季も食べ放題ではなく、大中小の3種類のカップを購入して、摘み取った実を入れる「お買い物狩り」で受け付ける。
オープン前の5月24日には、地元の向井小学校(森井啓校長、19人)の全校児童が招かれ、ブルーベリーの収穫を楽しんだ。
同社は2018年12月に廃止が決まった中電尾鷲三田火力発電所で発電設備の補修を請け負っていた、市内矢浜の尾鷲ヤードサービスの地元出身の社員らが、引き続き市内に残ることができる仕事を確保するため、農園計画を決め、向井の「夢古道おわせ」に近い休耕地1000㎡で25品種のブルーベリー約300本を栽培し、周辺の2000㎡にはオリーブを植えた。
同園は9:00~16:00までの完全予約制で、HPで受け付けている。来場者は小(600円、容量120㌘)~大(2500円、容量500㌘)の3種類のカップを購入して、好きな品種を摘み取り、持ち帰ることができる。8月上旬まで楽しめる。
問い合わせ ☎080-9552-1155。
『 紀北町ニュース 』
●イワガキ出荷が最盛期
紀北町東長島の「保紀丸水産」(東保紀代表)では、名倉湾の養殖場で生産するイワガキの出荷が最盛期を迎えた。全体的に大きくて身入りも良く、例年通りお盆明けまで約2万個の出荷を見込んでいる。
イワガキは名倉湾3か所のいかだ12基で、ロープ(約7㍍)に吊り下げたホタテ貝の殻に天然稚貝が付着し、2年半ほどで最大400㌘に成長する。海水温の影響で成長度合いに差があるものの全体的に成長が良く、殻長15~20㌢の食用サイズに成長した。
イワガキは紫外線を循環させた無菌状態の潮水で殺菌し、150~400㌘のサイズ別に仕分けして生食用で出荷。冷えた状態でレモン汁やごま油、ポン酢、黒コショウをかけて食べるのがお薦め。
同社は20年前にイワガキ養殖を始め、クチコミで注文が増え、地元のホテル季の座や長島ショッピーのほか、各地のホテルやレストラン、料亭に出荷している。価格はキロ当たり1800円以上、町内では生食用イワガキ生産は同社だけという。店頭販売はやめて、個別注文を含め予約販売のみ。問合せ 保紀丸水産 ☎0597-47-1970。