(尾鷲市古戸町、中部電気保安協会)
尾鷲ニュースです。
『 尾鷲ニュース 』
●紀北地域防災講演会
1月18日、紀北地域活性化局主催による「紀北地域防災講演会」が、市内坂場町の県尾鷲庁舎5階大会議室であり、会場とオンラインで約40人が受講した。
『普段の生活に取り入れることができる防災対策を、アウトドアの観点から学んでみませんか?』とした講演会で、阪神・淡路大震災の被災体験とアウトドアの知識を生かし、全国各地で講演活動を展開しているアウトドア防災ガイドの「あんどうりす」さんを講師に迎えて開催。
あんどうさんは、阪神淡路大震災の被災体験とアウトドアの知識を生かして、内閣府や地方自治体などの公的機関、保育園・幼稚園から高校までの教育機関、女性消防団など全国各地で講演活動を展開している。暮らしの質が上がる便利な知恵が、実は防災対策にも繋がっていると口コミで全国に広がり、講演の回数は年間100回を超えるという。
あんどうさんは、『知ってお得!実践してお得!~ アウトドア流暮らしのなかの防災対策』の演題で、空気、水、風の特性を知ることで、暑さ、寒さ対策につなげられるとし、空気は「動かない空気層は天然で一番効果のある断熱材」と紹介。断熱素材のシートや段ボール、空気の入った緩衝材などを用意しておくとよいと説明。
ほかにテント泊と車中泊、トイレなどについて助言。また、携帯簡易トイレを用いた"実験"もした。参加者は、あんどうさんによるアウトドアの知識を生かした防災について理解を深めた。
『 紀北町ニュース 』
●三船中で「百人一首大会」
1月17日、紀北町の三船中学校で「百人一首大会」があり、生徒21人が札を取り合い競った。1・2年生の冬休みの課題の一つに百人一首があり、日本文化の学習と、3学期は学校全体での行事が少ないことから、みんなで楽しむ大会を開くことにし、国語授業でも取り上げた。
本来は2人で行うが、今回は学年縦割りの班に先生も加わり、5~8人で札を取り合った。大会は1年生が善戦した。