『 尾鷲ニュース 929 』~三和水産「めでたい焼」、九鬼町「海鮮バーベキュー浜焼き屋」オープン | 五月亭日記

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三重県尾鷲市在。写真「フォト紀鷲」、そしてギター「尾鷲演歌楽団」で楽しんでます。尾鷲周辺のよいとこ、イベント、ニュースなどご案内。

 

           (紀北町船津、紀北広域連合介護保険センター)

 

 

 

 

尾鷲ニュースです。

 

 

 

『 尾鷲ニュース 』

 

●三和水産「めでたい焼」が最盛期

 尾鷲市三木浦町の「三和水産」(小川康成社長)で、お歳暮や正月の贈答品として人気が高い「めでたい焼」が最盛期となっている。

 30年以上続く同社の看板商品で、尾頭付きの一品は「めでたい屋」の屋号で全国各地に発送されており、ことしも昨年並みの約3000匹の出荷を目指す。

 「めでたい焼」は、国内で2番目にJASの認定を受けた、地元三木浦で養殖された新鮮なマダイを使う。縁起物なので腹は切らない。口からバキュームで内臓を取り除き、岩手産のワカメを腹に詰めて低温でじっくりと焼く。

 旨味を閉じ込めたまま急速冷凍して真空パックで出荷しており、レンジや湯煎で解凍するだけで食べることができる。

 三木浦町は養殖マダイの産地だが、ことしはコロナの影響で生産量が減少し、求める大きさの魚体が揃わないため、引本産などで賄った。ただ原料は手配できたが、マダイ仕入れ値や箱代などの値上がりもあって、昨年より1割ほど価格アップしているという。

 価格はサイズによって5400~8100円(税込み)の3種類。電話やネットで注文を受ける。問い合わせ 三和水産 ☎0597-28-2336。

 

 

●九鬼町「海鮮バーベキュー浜焼き屋」オープン

 12月17日、尾鷲市九鬼町に飲食店「海鮮バーベキュー浜焼き屋」がオープンした。尾鷲のブリカマやタイカマ、南伊勢町のアッパ貝(ヒオウギ貝)、九鬼産のシイタケやサツマイモなどのほか、焼きおにぎりもある。今後は自家製の干物や練り物も加わるという。

 店主は、九鬼町でゲストハウスやクルージングツアー、釣り船を営む鈴木瑛二さん(36)で、店舗は海岸通りのスーパーナカクニ跡を借りたもの。店内は屋根付きの屋外席が中心で、2~4人掛け4テーブル、6~8人掛け1テーブルがあり、店前は澄んだ青い海が広がる。

 近年、町内の大配(オハイ)海岸が「絶景の秘境」として注目を集め来訪者も増えており、せっかく来町しても飲食店が少ないことから、九鬼を活気づけたいとして開業を決めた。

 営業は金曜の夜、土曜の昼・夜、日曜の昼で、昼の部は11:00~14:30、夜の部は16:30~19:30。問い合わせ 鈴木 ☎080-2080-3080。