『 尾鷲ニュース 897 』~~「東紀州広域ごみ処理施設整備基本計画素案」住民説明会 | 五月亭日記

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  (尾鷲市向井、熊野古道センターから。左の山は「便石山」、右は「天狗倉山」)

 

 

 

 

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●「東紀州広域ごみ処理施設整備基本計画素案」住民説明会

 8月24日、東紀州環境施設組合(管理者・加藤千速尾鷲市長)の、東紀州地域5市町住民を対象とした「東紀州広域ごみ処理施設整備基本計画素案」説明会が、市内中村町の中央公民館であり、御浜町を除く4市町の住民51人が出席。

 建設予定地の市営野球場を津波浸水域の中電尾鷲三田火力発電所跡地への移設方針や施設整備事業自体に対し、反対や疑問視する意見が多く出た。

 説明会には加藤市長や同組合の福屋事務局長らが出席して、素案の概要を説明した。素案は7月の「東紀州広域ごみ処理施設整備基本計画策定委員会」(委員長・高橋正昭四日市大学研究員ら委員13人)で承認されている。

 同施設は、尾鷲市矢浜の市営野球場を建設予定地として、24時間連続焼却方式で東紀州地域5市町の可燃ごみを処理するもので、1日64㌧を処理し、稼働初年度の28年度で年間1万6988㌧、20年後の47年度で1万2199㌧と見込む。

 設計・建設費は概算で79億5000万円。20年間の運営・維持管理を含めると174億3000万円と試算。22年度中に基本計画の策定、23年度に生活環境調査、24年度までに事業者の選定や造成工事を進め、24年度には建設工事着手、28年4月の供用開始を目指す。