尾鷲市・熊野古道センターで「アーカイブ企画展:御浜窯の魅力」 | 五月亭日記

五月亭日記

三重県尾鷲市在。写真「フォト紀鷲」、そしてギター「尾鷲演歌楽団」で楽しんでます。尾鷲周辺のよいとこ、イベント、ニュースなどご案内。

きょうは、曇りのち晴れ。あしたは曇り時々晴れでしょう。

 

きょうの尾鷲の最高気温は36.7℃(最低気温は25.9℃)。

 

全国トップは栃木県の佐野で38.8℃。

 

三重トップは桑名で37.4℃。これは全国第8位。ちなみに尾鷲の36.7℃は全国第22位。

 

ただいまの尾鷲の気温は30.6℃。

 

 

 

 

 

     『 雑学ゼミナール 』

 

       【「おかず」の語源・由来】

 

 「おかず」とは、副食や副食物、惣菜のこと。食事の献立の中で主に米飯の主食に付け合せて食べル料理を幅広くさす言葉である。

 「おかず」は、元々は女房言葉(にょうぼうことば)である。女房言葉とは、女房詞とも書き、室町時代に宮中や院に仕えた女房たちが使い始めた、特定の人の間でのみ通じる隠語である。

 その女房言葉の一例に、言葉の頭に「お」を付けて丁寧にしたものがあり、後に一般の女性にも広まったとされる。「おかず」のほかに「おむすび」「おにぎり」「おでん」「おかか」「おはぎ」「おから」「おかき」「おこわ」「おさつ」「おじや」「おなか」など現在でも数多くの言葉が残っている。

 「おかず」は主食の周りを囲むように置かれるものであり、元々は漢字で「御回り」または「御巡り」と書いて「おまわり」や「おめぐり」と呼んでいた。そして、「めぐり」でも分かるように「おかず」はある程度の「数」がないと成り立たない。「おかず」という言葉の語源は「数を取り揃える」だという説があり、漢字では「御数」と書く。

 「御数」という言葉は、安土桃山時代の宣教師の記録として、イエズス会により1603年から1604年にかけて長崎で発行された、日本語をポルトガル語で解説した『日葡辞書(にっぽじしょ)』にも掲載されている。その後、江戸時代の末期には、口語として庶民の間でも一般的に使われるようになったとされる。

 ちなみに、「おかず」の漢字は「御数」のほかに「御菜」とも書く。「菜(さい、な)」は、葉や茎、根を食用にする草の総称であり、「菜」だけでも「おかず、副食物」の意味がある。

 

 

 

 

 尾鷲市向井、熊野古道センター交流棟小ホールで「アーカイブ企画展:御浜窯の魅力が開かれているので、観てきました。

 

 

 

 

 

 

過去に展示したものを、編集しなおして再度紹介するものです。

 

 

 

 

 

 

 

 三重県南紀開発計画の一環として、御浜町神木地区に良質の陶長石が豊富に埋蔵されていることがわかり、これを開発し、神木(こうのぎ)地区において初めて原料から製品にいたるまでの一貫作業を営む紀勢窯業株式会社が1959(昭和34)年に創立され、御浜窯の本格的な生産が始まりました。


 御浜窯の特徴は、地元で産出されるガラス質の陶長石を原料に、つなぎに粘土質を加えて作られ、高温で焼き上げる事により、手触り、質感、器のはじくその音が、日本の伝統的な陶器とは異なり、御浜窯独自の風合いを生み出しています。


 また、南紀熊野「七里御浜」に見られる豊かな郷土色をもち、南国的なあたたかみのある色調と太平洋の黒潮の重厚さを兼ね備えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会場の熊野古道センター。

 

 

 

 

同展は9月30日(金)まで。

 

開館時間9:00~17:00。

 

 

チケット無料ですので、ぜひおでかけください。

 

 

問合せ 熊野古道センター 尾鷲市向井12-4 ☎0597-25-2666。