きょうは、晴れ。あしたも晴れでしょう。
きょうの尾鷲の最高気温は32.4℃(最低気温は22.3℃)。
全国トップは群馬県の伊勢崎で40.0℃。三重トップは亀山で36.6℃。
ただいまの尾鷲の気温は26.9℃。
『 雑学ゼミナール 』
【「ガチ・ガチンコ」の意味・由来】
「ガチ」とは「ガチンコ」を略した言葉で、「真剣勝負、本気で行うさま、真剣に、本当に」などの意味がある。
「ガチンコ」は、元々は相撲界で使用されていた言葉で「真剣勝負」を意味する隠語である。反対語は「八百長(やおちょう)」である。この八百長ではなく、真剣に、真面目に行われるのが「ガチンコ」であり、「ガチンコ勝負」という使われ方もされる。
「ガチンコ」の語源については、土俵の上で力士同士が激しく立会いを行った際、二人がぶつかって「ガチン!」と音がすることに由来するとされる。特に頭がぶつかり合うと「ガチン!」という音がする。そこから「ガチンコ」は「真剣勝負」を意味するようになった。
江戸時代の頃から使われていると思われる「ガチンコ」という言葉は、1950年代に力道山(りきどうざん、1924~1963年)が角界からプロレス界に身を投じて以降、大相撲の慣習や文化を多く取り入れてきた日本のプロレス界においても、同様の意味で用いられるようになった。
ちなみに、八百長とは縁のない力士のことを、俗に「ガチンコ力士」と呼ぶ。また、近年では若者を中心として、「ガチに」「ガチで」という形で使用され、「真剣に、本当に、本気で」などの意味を持つ。「ガチで頭に来た」(本当に頭に来た)のような使われ方がされる。
相撲界の隠語である「ガチンコ」という言葉が広く知れ渡ったきっかけとして、1999年(平成11年)から2003年(平成15年)まで放送されたTBS系列のテレビ番組『ガチンコ!』が挙げられる。TOKIOのメンバーが司会を務め、主に不良少年を集めてプロボクサーをスパルタ風に育成する「ガチンコ・ファイトクラブ」という企画などがあった。
その他にも「ガチ」という言葉が入る番組として、2014年(平成26年)から不定期で放送されたテレビ東京系列の『出川哲朗のリアルガチ』というトークバラエティ番組があり、「ガチンコ」や「ガチ」がテレビ番組のタイトルになった歴史がある。
尾鷲市向井、熊野古道センター研究収蔵棟特別展示室で企画展 『 東紀州の出土品展 』が開かれているので、観てきました。
東紀州は古代の遺跡の数が少ないと言われています。実は遺跡が少ないのではなく、発掘調査件数が少ないためではないかと考えられます。開発の手が伸びずあまり人の手が入らない土地や、昔からずっと人が暮らし続けたため遺跡の上に現代人の暮らしがある所も多く、開発に伴う埋蔵文化財調査の件数が少なく、また遺跡発掘調査を専門とする人があまりいなかった、ということが原因として考えられます。
そこで、平成21年に開催された企画展「熊野文化のはじまり~縄文人がやってきた!?~」から13年ぶりに「東紀州の出土品展」と題して、現在までに東紀州の各地で発掘・採集された考古遺物を集め、約300点を展示しています。
「深鉢」。
「横城須恵器」。
「土器」。
「石おの」ほか。
「土錘」。
「土師器皿」ほか。
「勾玉」ほか。
「茶碗」ほか。
「製塩土器」ほか。
「須恵器」ほか。
「石包丁」。
「石斧」。
会場全景。
会場の特別展示棟。
主な発掘場所
尾鷲市~曽根遺跡、向井遺跡
紀北町~網代、船越、大白、小浦、城ノ浜、道瀬、太地、片上
熊野市~津ノ森遺跡
同展は8月21日(日)まで。
開館時間10:00~17:00。
チケット無料ですので、
ぜひお出かけください。
問合せ 熊野古道センター 尾鷲市向井12-4 ☎0597-25-2666。