『 尾鷲ニュース 771 』~認定こども園の名称「ひのきっこ こども園」、燃えない新素材・FRC | 五月亭日記

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三重県尾鷲市在。写真「フォト紀鷲」、そしてギター「尾鷲演歌楽団」で楽しんでます。尾鷲周辺のよいとこ、イベント、ニュースなどご案内。

                              (尾鷲市中井町、旧知古町。右端は旧中円商店 )

 

 

 

 

尾鷲ニュースです。

 

 

 

 

『 尾鷲ニュース 』

 

●認定こども園の名称は「ひのきっこ こども園」

 10月29日、尾鷲市は来年4月1日に開園予定の、幼保連携型認定こども園の名称を「ひのきっこ こども園」とすると発表。尾鷲市の木であるヒノキのように、すくすくとまっすぐに成長してほしいとの願いを込めて決定した。

 先に一般公募したところ市民らから195作品の応募があり、26日に市関係者をはじめ保育園、子育て世帯、子育て支援団体関係の代表者らで1次審査を行い、「あおぞら」「さくらんぼ」「ひのきっこ」「四葉」「わかな」の5点を選出。

 28日に加藤市長ら三役、尾鷲民生事業協会理事長、子育て世帯代表2人、子育て支援団体がりら代表の計7人での審査で、最終的に「ひのきっこ」と決定した。「ひのきっこ」がつく名称で応募した5人に記念品を贈る。

 

 

 

 

『 紀北町ニュース 』

 

●燃えない新素材・FRC

 10月28日、不燃素材の開発会社「Each Dream」(イーチドリーム=本社・愛知県一宮市)が、世界初の燃えない新素材・FRC(繊維強化セラミック)のデモンストレーションを、紀北町矢口浦で行った。

 「不燃断熱」の有効性を生かした木造住宅の耐火建材として注目され、国内外に販路を広げており、同社の中野省吾社長は紀北町便ノ山の出身で、紀北町に生産工場を建設する構想を描いている。

 在来のFRP(繊維強化プラスチック)は、原料が石油由来で燃えやすいという欠点があり、同社開発のFRCは、セラミックを使うことで不燃性を実現。

 1500度の高熱に耐え、樹脂分野の素材として国際標準規格ISO1182の不燃性試験に合格し、無機質なため有毒ガスが発生せず、リサイクルも可能という。

 デモンストレーションは、一般住宅建材と同社の新素材でそれぞれ作った住宅模型の燃焼比較実験で、建築関係者など社外の10人ほどが見学した。

 25分間ほど燃やしたが、炎に包まれても新素材の外壁を張った家は燃え崩れることなく、FRC断熱材の箱の中の氷が溶けずに残っていることを確認した。