(尾鷲市北浦町、ホテルビオラ前通り)
尾鷲ニュースです。
『 尾鷲ニュース 』
●日下浩辰さん~地域おこし協力隊
1月14日、尾鷲市の地域おこし協力隊に堺市出身の日下浩辰さん(49)が着任、加藤市長から委嘱状が手渡された。
日下さんは大学卒業後、ペット業界で商品開発に携わっていたが、3年ほど前から将来は地方に移住したいと考えていた。商品開発の経験を甘夏みかんの六次産業化に生かせると考え、尾鷲を選んだ。
尾鷲の特産品の一つである甘夏みかんの栽培は天満地区で行われているが、後継者不足に悩んでおり、今後はみかんの栽培に取り組み、生産から加工・販売までを一貫して手掛ける六次産業化の実現を目指す。
着任は1月1日付けだが、昨年12月20日に尾鷲に移住し、元甘夏みかん農家の家を借りて、みかんの収穫手伝いや耕作放棄地の整備、みかん栽培の勉強をしている。
尾鷲市の地域おこし協力隊は累計で25人。現在活動中隊員は日下さんを含め13人。
『 紀北町ニュース 』
●潮南中学校「防災学習報告会」
1月15日、紀北町の潮南中学校は、海山公民館で「防災学習報告会」を開催、生徒会と各学年代表が本年度取り組んだ防災教育について発表した。
同校は防災学習に力を入れており、本年度は「防災と人権」をテーマに取り組んだ。報告会は全校で交流しながら学習を振り返る機会とするほか、地域住民と一緒になって行う防災の取り組みを発信するために実施している。
本来はタウンウオッチングに参加した相賀小学校や矢口小学校の児童、保護者などにも見てもらう予定だったが、新型コロナウイルス感染症により、生徒のみでの開催となった。
3年生は避難所運営を疑似体験するゲーム「HUG」について発表。2年生は校区内を回ったタウンウオッチングについて報告。1年生は大規模災害時の対応を考えるカードゲーム「クロスロード」について発表した。また、生徒会の発表では、自主防災会長との意見交換などの活動を総括した。
さらに、三重大学院工学研究科の川口淳准教授による「防災講演会」もあった。