『 尾鷲ニュース 569 』~~「海ブドウ」陸上養殖、古里に「風鈴」、三重県高校野球夏季大会 | 五月亭日記

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三重県尾鷲市在。写真「フォト紀鷲」、そしてギター「尾鷲演歌楽団」で楽しんでます。尾鷲周辺のよいとこ、イベント、ニュースなどご案内。

                                                  (尾鷲市北川河口)
 
 
尾鷲ニュースです。
 
 
 
『尾鷲ニュース』
 
●「海ブドウ」陸上養殖
 7月21日、尾鷲商工会議所は、市内天満浦古里の県水産研究所尾鷲水産研究室で、試験的に実施している「海ブドウ」(和名クビレズタ)陸上養殖の成果を公表した。
  尾鷲商工会議所は市、中電とともに、尾鷲三田火力発電所跡地の活用を協議する「おわせSEAモデル協議会」で、プロジェクトAのアクア事業とアグリ事業を担当しており、アクア事業で海ブドウなど海藻類やバナメイエビ、貝類の陸上養殖を検討している。
 海ブドウは、日本の南西諸島や東南アジア、オセアニアの浅海域に生息するイワズタ科イワズタ類の海藻で、食用の茎に球状の小枝がブドウのように密生することから、その名が付いた。生のまま醤油や三杯酢などで食べる。
 海ブドウの養殖は、沖縄や奄美地方でも行われており、尾鷲でも可能ではと考え、ことし5月から養殖試験を開始し、本州で数少ない海ブドウ養殖業を営む、志摩市の「養殖屋」前田勉氏から指導を受けている。
 同研究室では2㌧の水槽に海水を引き込み、5月20日から1か月後に700㌘の海ブドウを収穫し、県内のホテルや寿司店に持ち込んで試してもらった。見栄えも味もよく、沖縄のものにないプチプチ感も好評。
 7月22日には約1㌔を収穫。これから最盛期を迎え、11月まで収穫をつづけ生育状況を把握する。本年度中には事業化の可否を決めるとしている。
 
 
 
 
『紀北町ニュース』
 
●古里のまちなかに「風鈴」
 7月21日、紀北町古里の「古里観光協会」(大西孝政会長)は、本格的な海水浴シーズンを迎え、古里民宿組合に加盟の民宿や民家軒先、町営古里温泉、付近の道路沿いに、「風鈴」約100個を、ことしも取り付けた。
 「癒しの古里」をテーマに観光客を迎えようと12年目で、直径5~8㌢のガラス製江戸風鈴で、軒先や庭木のほか、古里海水浴場につづく道路沿いには、高さ3㍍ほどの棒を立ててロープに吊り下げたほか、今回は空き缶で作った回転式風車も設置し、風鈴の涼しげな音色と併せて涼感を演出している。8月末まで設置する。
 
 
 
『熊野ニュース』
 
●三重県高校野球夏季大会
 7月24日、木本高校は2回戦目、四日市南と対戦するも3-8で敗退。木本高校は初回と3回に各1点を先制し、計9安打を放つも3点止まりで、中盤に逆転された。
 また、御浜町にある紀南高校も、この日、四日市工と対戦し1-6で敗れた。3回に先制し、計9安打を放つも、9三振9残塁とつながりを欠いた。