『尾鷲ニュース 481』~~良栄丸がマグロ795匹水揚げ、梶賀の「あぶり」が水産庁から選定 | 五月亭日記

五月亭日記

三重県尾鷲市在。写真「フォト紀鷲」、そしてギター「尾鷲演歌楽団」で楽しんでます。尾鷲周辺のよいとこ、イベント、ニュースなどご案内。

                                               (尾鷲市宮ノ上町にて)

 

 

尾鷲ニュースです。

 

 

『尾鷲ニュース』

 

良栄丸がマグロ795匹水揚げ

 3月8日、尾鷲物産のマグロはえ縄漁船「良栄丸」=19㌧、8人乗り組み=が、本年度11回目の操業を終え、尾鷲魚市場にビンチョウマグロなど795匹を水揚げした。

 良栄丸は小笠原漁場で12回操業。今回も船上でえらや内臓を取り除く生け締め処理を施した。ビンチョウマグロ710匹、メバチマグロ26匹、キハダマグロ25匹のほか、メカジキ、マカジキもあった。大きさでは96㌔のメバチマグロも。

 地元のほか、主に中京や関西圏のスーパーに出荷された。市内古戸野町の「おわせお魚いちばおとと」店頭に並んだほか、店内食堂でも、マグロ丼や刺身、握りすしが提供された。

 

●梶賀の「あぶり」が水産庁から選定

 水産庁が、気軽に食べられる水産物を選定する「Fast Fish」(ファストフィッシュ)第22回選定会で、尾鷲市梶賀町、梶賀コーポレーションの「鯖子のあぶり串」が、このほど選ばれた。

 魚食普及や水産物の消費拡大を目的として「料理の際、手間が省けて時間短縮できる」、「日常生活で反復継続して購入できる手ごろな価格帯」「地域振興に資する」などの基準から商品を募集して認定している。

 平成24年から全国で3342点が認定を受けており、28年から通常のファストフィッシュに加え、子ども用の「キッズファストフィッシュ」や、国産魚や地方ならではの魚を活かした「ふるさとファストフィッシュ」を選定している。

 梶賀の「鯖子のあぶり串」は、小鯖をいぶした燻製で、骨ごと食べられ、常温保存で3か月間日持ちし、開封後も冷蔵庫で3日ほど持つ点が評価された。

 三重県内ではこれまで64点が選ばれ、尾鷲市では「マルゴ松村商店」が、紀北町では「マルキ商店」「ギョルメ舎フーズ」「紀伊長島」「マルヒ海産」「ヤマショー」の商品が認定を受けている。