『尾鷲ニュース 480』~~甘夏みかんの収穫、世界の椿園、第3・4保育園用地売却 | 五月亭日記

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三重県尾鷲市在。写真「フォト紀鷲」、そしてギター「尾鷲演歌楽団」で楽しんでます。尾鷲周辺のよいとこ、イベント、ニュースなどご案内。

                                                      (紀北町中里)

 

 

尾鷲ニュースです。

 

 

『尾鷲ニュース』

 

●甘夏みかんの収穫

 尾鷲市天満浦の「平山農園」(平山厚代表)で、甘夏みかんの収穫が始まり、裏年のことしは昨年比17㌧少ない約60㌧の収穫を見込んでいる。

 「平山農園」は、尾鷲湾を望む日当たりのよい天狗倉山麓にあり、化学農薬を使わず、米ぬかや菜種油粕、魚粉などをEM菌で発酵させ、た肥料を使う自家製有機農法が認められ、2018年2月に東京五輪での食材調達基準となるアジアGAP(農業生産工程管理)の認証を取得。ことし1月には、さらに厳しいバージョン2を取得した。 

 木に実ったまま完熟を迎えたみかんは、強い甘みと程よい酸味で人気が高く、リピーターを中心に年々注文が増えてきてり、尾鷲まるごとヤーヤ便やふるさと納税返礼品としても好評で、現在は全国約700人の客がいるという。

 無農薬、ノーワックスのため、マーマレード作りにも適し、採れたてをしぼったジュースの販売やフルーツソースの製造会社の注文にも応じている。

 みかんは5等級に分別され、5・10・15㌔入りケースに詰められ、当地の主婦の店7店舗と、古戸野町の「おわせお魚いちばおとと」、県内のスーパーを中心に出荷されている。

問合せ 平山農園 ☎090-1982-3532。

 

●世界の椿園

 尾鷲市大曾根浦、大曾根公園の「世界の椿園」で、ツバキが開花し、尾鷲グリーンクラブ(塩﨑吉視会長、26人)が、休日に現地で来訪者を案内している。

 同園には国産種544種、外国産種187種の計731種類と、「市の花」であるヤブツバキ約2500本が植樹されている。

 残念ながら、ことしは花芽が少なくて、全体の5分の1程度で、国産種、外国種合わせて118本が咲かせている。2年前に実施した大規模剪定が影響したようで、来年以降に期待するとしている。

 

●第3・4保育園用地売却

 3月2日、尾鷲市は、旧第3保育園用地売却(瀬木山町、1172㎡)と、第4保育園用地売却(古戸町、1190㎡)2か所の用地売却入札を行い、第3保育園は2515万円、第4保育園は3188万円で、いずれも法人が落札した。法人についての詳細は非公開という。いずれも現状引き渡しで、落札の法人が2年以内に建物等を解体撤去する。