『尾鷲ニュース 362』~~尾鷲幼稚園に3年保育を陳情、防災行政無線のデジタル化 | 五月亭日記

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                                        (尾鷲市矢浜、矢浜コミュニティセンター付近)

 

 

尾鷲ニュースです。

 

 

『尾鷲ニュース』

 

●尾鷲幼稚園に3年保育を陳情

 8月20日、尾鷲市立尾鷲幼稚園PTA(大川晋右会長)は、3歳児からの3年保育実施を求める陳情書を市議会に提出。

 「3年保育を実施している三木幼稚園は来年3月で廃園が決まり、尾鷲幼稚園の1園だけになるので、3年保育を実施してほしい」と、大川会長らが浜中市議長に手渡した。

 同PTAは2012年度から毎年、市教委とともに市長、市議会に要望しているが、陳情書の提出は初めてで、議会は9月定例議会で審査する。

 大川会長らは、このあとも加藤市長に面会し、3年保育の実施を要望した。なお、尾鷲幼稚園の園児数は、現在、5歳児11人と4歳児9人の計20人。

 

●防災行政無線のデジタル化

 8月20日、尾鷲市は、防災行政無線のデジタル化を2021年3月末までに整備する方針で、この日開かれた市議会行政常任委員会に報告した。工事費と施工監理費用2億3408万円を9月定例議会へ補正予算案を提出する。

 詳細設計は、ことし4月の一般競争入札で「ビーム計画設計三重事務所」(本社・岐阜市)に373萬円で発注。本体工事は10月に一般競争入札を行う。施工監理は随意契約でビーム計画設計三重事務所に発注。

 本部局は市防災危機管理課の防災センター無線室に置き、工事期間中はアナログとデジタル無線を並行運用する。拡声局は現在の81か所から46か所に集約する。

 防災行政無線は電波法改正で2022年12月以降、現在のアナログ式が使用できなくなる。デジタル化には起債の償還時に70%が交付税措置される緊急防災減災事業債を活用。その期限が2020年度に迫ってきているため、工事を2019年度から2年間で実施する。現在のアナログ式は1997年度に更新して22年が経過し、部品の製造終了などで保守に費用がかさんでいる。