『尾鷲ニュース』です。
●市指定文化財「岩屋堂」整備
1月18日、天狗倉山一帯の魅力を紹介して尾鷲市の観光客増を目指す「天狗倉山まるごとプロジェクト」は、企画内容を検証する2つのモデルツアーを実施することになり、ツアー目玉の一つ「岩屋堂」（いわやどう）で、公募したボランティアも参加して整備活動が行われた。紀伊名所図会に「天狗岩窟」と紹介される天狗岩屋中腹の岩屋堂は、本尊の聖観音石像は鎌倉末期の作ともいわれており、1676年に33体の観音石像が安置され、1707年の津波被災者供養の地蔵尊を祀っている。この日、プロジェクト関係者やボランティア合わせて21人が、16畳ほどの堂内床材の撤去や堂付近の丸太橋架け替えなど整備し汗を流した。新たな床を設置するかどうかは今後検討していく。
●東紀州くろしお学園おわせ分校生徒の作品展
尾鷲市朝日町の百五銀行尾鷲支店ロビーで、尾鷲市光ケ丘の県立特別支援学校東紀州くろしお学園おわせ分校小中学部の8人による作品展が開催中。図工・美術の授業で作った絵馬、版画16点を出品している。同展は1月31日(水)まで。
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