最近また、「浦高に女子が入れないのは不平等だ」という記事を目にしました。

 

「東大合格者多い浦高に女子が入れない」「学校を選べるのが平等」埼玉・男女共学化で意見

 

え、またこの話?って思ったのは正直なところ。

まだ結論が出ていないのですね。。。

 

気になるのは特に「東大合格者多い浦高に女子が入れない」のところ。

これ、記事からは分からないのですが誰が言ってるの?

当事者(中高生)じゃないですよね?多分。

 

男子校だからこその進学実績?

浦和高校(浦高)が東大合格者を多く出しているのは、もちろん教育の質もあるけれど、「男子校」という環境が大きく関係している気がします。

  • 東大の男女比は約8:2でそもそも東大に進学するのは男子が圧倒的に多い
  • 浦高は浪人して東大を目指す生徒が多い(現役率約5割)
  • 女子は現役志向が強め
    女子校の現役進学率はどこも8割超えかと。

つまり、浦高の進学実績は「男子校だからこそ」成り立っているもの。

これを変えたら、当然結果も変わるよね?という話。

 

共学化でどう変わる?

もし女子が入学するようになると…

  • 女子の現役志向で、浪人して東大を目指す層が減る
  • 生徒数(分母)は変わらないか増えるけど、東大合格者数は減る可能性大
  • 合格者数も現役合格率も下がり「東大合格者が多い浦高」ではなくなる

つまり、「女子も入れるようにして平等にしよう」という制度変更が、結果的に浦高の“強み”を弱めてしまったり。

平等の名のもとに、成果が犠牲になるというトレードオフというかパラドックスというか笑い泣き

 

教育って、平等だけじゃない

「平等にすること」と「成果を出すこと」のバランスって難しそう。

もちろん、共学化にはメリットもあります。

でも、それによって失われるものもあるかもしれないということですね。

 

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