こんばんは。上海在住のサットヴァ研究家のKayoです。
今日は少し趣向を変えて、中国情報をお届けしたいと思います。
11月11日。
中国では、一年の中で一番モノが売れる日です。
去年は一日の売り上げがなんと1兆8900億円にのぼったそうです
なぜかというと、中国のネットショッピング大手のアリババグループが大々的なセールを主催しているんです。
中国では、11月11日はもともと独り者を示す「1」が4つ並んでいることに引っ掛けて、“独身の日”でした。
パートナーがいない人が集まって何かをする日で、若者だけが祝う日でした。
そこにアリババが「非リア充の皆さん、買い物を楽しみましょう」と呼びかけ、"双11(ダブルイレブン)"のセールを開始。
これがその買い物サイトなのですが、ギラギラしています笑
大々的なキャンペーンやネットショッピングの普及もあり、わずか数年で、11月11日と言えば”セールの日”になりました。
中国人のこの日にかける意気込みは本当にすごくて、何週間も前からリサーチを開始し、何十もの商品をリストアップしておいて、日付が変わったと同時に
買いまくる。
買いまくる。
翌日のオフィスでは
「何買ったー?私はこんなにお金使っちゃったー。」
などの成果報告がお約束です。
こういう様子を見ていると、中国って元気だなー、と思います。
そして、スピードが早い!
一つのサービスが始まり、普及するまでのスピードが、進化が早いんです。
"双11"の例でいうと、“独身の日”がアリババのセールの日にとってかわり、大ヒットして、今年はオンラインショッピングの枠を飛び出し、街中のお店でもこのキャンペーンに乗っかって、こぞってセールをやっています。
モバイクをはじめとするレンタルバイクしかり
アリペイをはじめとするEC決済しかり
(日本でもこの二つは導入され始めていますよね。今日Yahoo! JAPANを見たら”いい買物の日”と表示されていたけれど、これも”双11”の影響かな笑 )
刺激的で面白い国です。
断捨離中の私は、ニュートラルな立場で観察しています笑