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さっとんの読書感想文

タイトル通り、ワタクシ・さっとんの読書感想文。

『書評』よりも『読書感想文』。

そんな言葉の方がしっくりくる感じなのです。

時々映画の感想なども★

人たらしのブラック心理術 (だいわ文庫)/内藤 誼人
¥580
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以前、単行本が本屋に山積みになっていた頃、


ナニゲに気になっていた本。


基本、マニュアル本は好まないのですが、


それでもたまに読むと面白かったりもするのです。


面白ければそれで良いのです。


鵜呑みにしなければ。




で、人と待ち合わせしていた際に、


たまたま文庫本になっているのを見かけたので、


立ち読みついでに買って読みましたw




この本に書いてあることを実践すれば、


確かに世の中うまく渡れるかもしれません。


しかし、


感じのいい人だなぁと思った人が、


実はこの本を読んでいて、


その通りに実践していたとしたら・・・・・・


かなりガッカリすること間違いなし、でしょうw


だから人にはあんまり読んでほしくないwww




しかし筆者の冒頭の発言、


『 人間の本性は善なのだ、と考える「性善説」は、


 なんら益をもたさないばかりか、


 有害ですらある。


 性善説を信じたほうが


 人間関係はうまくいきそうな気もするが、


 実際には、


 性悪説にたって物事を考えたほうが、


 はるかに人間関係はうまくいく。




 性善説にたっていると、


 自分が善であるばかりに、


 相手からも同じような善意を求めたりして、

 

 ロクなことがない。』




・・・この発言には、私も共感を覚えた。


確かに性悪説に基づいて物事を考えていた方が、


人の許せないところも許せたりしますからねぇ。


なんて言いながら、私もまだまだ青いので、


しょっちゅう怒ったりムカついたりしてますけどねw




後半の


『相手には絶対に口答えしない』


『反論するときは、どうにもならない理由を持ち出さない』


『なぜ? と質問するのをやめる』


・・・・・・このあたりは、かなり、


普段から私に多く見られる点であるため、


大変キモに命じるべき課題だと思いました。



と言いつつ、忘れちゃうんだろうけど、


心がけくらいは大切かな、と。




ま、面白かったです音譜




勝手に独断! 五段階評価 ★★★☆☆



有頂天家族/森見 登美彦
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好き嫌いは別れるでしょうが、


私はモリミ先生の作品の中で、


現時点ではこの作品が最も好きです!!ラブラブ




・・・ってことで、実は二度目の読了です。


同作者の『夜は短し~』を二度目に読んだときは、


一度目に読んだ時ほどの感動を


得ることは出来なかったのですが、


この作品は違った!!


やっぱり狸がかわゆすぎニコニコ


ほっこりします、癒されます。合格


後半、少し感極まって目頭がジーンと来る場面もあり。


文庫化されたら絶対買いますドキドキ




実は三部作らしいので、


第二部の単行本化も待ち遠しい限りです!


勝手に独断! 五段階評価 ★★★★★



アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア)/伊坂 幸太郎
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某作家愛読者の集まりでオススメする方が多かったので、


読んでみました。


伊坂 幸太郎氏の作品と言えば、


以前『グラスホッパー』を読んだことがあるのですが、


確かによく出来ているものの、


なーんか後味のワルーイ小説だったため、


敬遠していたのですが。。。。。。。




読んでみてヨカッタと思います。


とりあえず、面白かった!!


久々に読み応えのある小説を読んだ感じです。


イッキに読めました。


悲劇的展開の予測にハラハラしつつ、


パズルが解けるような爽快感がありました。




しかし、心に訴える何かがあったかと問われれば、


特に無いんだよなぁ。。。。。。




田舎のお母さんが


『バイバイキーン』と電話を切るときに挨拶するシーンが、


何故か強烈に印象に残ったw



どっちかというと、男性に好まれる小説、そんな印象。




勝手に独断! 五段階評価 ★★★★☆






パープルレイン/LiLy
¥1,260
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装丁の色がステキな、気軽に読める本でした。




舞台は六本木。


雨降るある夜。


微妙に交差する六人の女の子達の、


それぞれの恋模様・夢模様物語。




毒にも薬にもならん読後感でしたが、


『11センチのピンヒール』(作者同・前紹介済)より、


格段と腕を上げましたなー!


・・・と、それだけです、ハイ。




20代の頃の、微妙な心理は、よく表されていると思います。




勝手に独断!五段階評価 ★★★☆☆

少女コレクション序説 (中公文庫)/澁澤 龍彦
¥660
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古今東西・老若男女、

ありとあらゆるエロスとフェティッシュの

紹介大全集。


元々読書スピードはかなり遅めの私ですから、

かなり時間がかかりましたけどね。。。。。


少しづつ読み続け、

やっとこ先日読み終わりました。



『興味深い』という意味で大変面白かったです。




『ストリップ・ティーズの哲学』
(全裸より少し布が残っている方がエロイとか)


『セーラー服と四畳半』項における、

かの有名な『ワイセツ裁判』に関する記述、


『近親相姦』での、

著者・渋澤先生が子を作らない理由、

(子を作ると、その子に対し、

 近親相姦的な苦しみが生まれるかららしいw

 「w」と笑っているが言いたい事は何となくワカル)


『ポルノグラフィーをめぐる断章』内での、

渋澤先生と三島由紀夫大先生との、

『サロメの椅子』に関するやりとり。。。。。。。



さっとんの読書感想文-isunosalome




















(↑ 一見、

 どこがエロスなのか全くわからない画ですが、

 「これはね、女のオナニーですよ。

  一目瞭然ではありませんか。

  実に猥褻な絵だねぇ」

 と三島大先生は言ったのだそうだ。

 さすがだ!!)


他、『鏡』『玩具考』の項などが、

私には特に面白く読む事が出来ました。




『コンプレックス』項(カタカナが多い)と

『マンドラゴラ』項については、

(「ワクワクの木」の話は可笑しかったけど)

弱冠間延びしてしまった気がしないでもないが、

総じて、難しい哲学チックなエロスを、

割かし明解に教えてくれる本なのでありました。




とりあえず、この本で抜けるかと言えば、抜けない。


芸術では抜けないので、

つまりエロスは芸術なのである。


・・・と言いつつ、

『人間失格』で抜いたことのある私としては、

その境界線も曖昧なんですけどね。


最後に、

表紙・中表紙の四谷シモン氏作の少女人形は、

かなりキテます!アップ



さっとんの読書感想文-syoujyo hyousi
 勝手に独断!

 五段階評価:★★★☆☆