さっとんの読書感想文 -16ページ目

さっとんの読書感想文

タイトル通り、ワタクシ・さっとんの読書感想文。

『書評』よりも『読書感想文』。

そんな言葉の方がしっくりくる感じなのです。

時々映画の感想なども★

春琴抄 (新潮文庫)/谷崎 潤一郎
¥300
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(閉鎖ブログ 2006.4.11投稿記事より)




んもー、谷崎先生! 貴方は天才だ!!





んなこた、今ココで私が言わなくとも、

もはや世間のジョーシキ?なのかもしれませんが、

それでも そう叫ばずには居られない。





この作品の冒頭から十分の九までは、

最後の十分の一の世界の為にあります。




ホゥホゥ、ナルホド、ヘー、フーン、

・・・と読み進めるうちにラストでドカーン!!

と谷崎節が炸裂します。





大まかなあらすじについては、

何故か昔から頭の中にはあったのですが、

実際に読んでみて、

まさかこんなに美しく官能的な物語だったとは!!





佐助の目つきのシーンには

正直、目をつぶりながら読みたい程でありましたが、


『視覚を失った相愛の男女が触覚の世界を楽しむ程度は

 到底われ等の想像を許さぬものがあろう』



・・・・・なんというエロチシズム!!





春琴と佐助が雲雀を空に飛ばす場面にかけては、

あまりにも美しく切なく、涙が止まりませんでしたしょぼん









ここでも女性が主となり、男性が従となる

谷崎文学独特の逆?主従関係は健在。



谷崎先生って、ホンット、マゾっ子だったんだなーと思われます。





読めば読む程ハマる、谷崎ワールドでありますが、

もし、

似たような内容の物語を昨今の近代作家が描いたとしても、

ここまでの感動は無いように思えます。





明治・大正・昭和初期、

日本語が一番美しかった時代を生きた天才が描くからこそ、

ここまでにも素晴らしい世界が出来上がったんだと、

私は、そう感じました。





だからこその、文豪・谷崎なんでしょうけどね。





※現在視点※

出来れば年に一度は読み返したい、
ワタクシ、谷崎作品の中でも一番好きな作品ですドキドキ


気になることが全部わかる!怖いくらい当たる「血液型」の本―あの人との相性、向いている仕事、人づきあいの方法まで! (王様文庫)/長田 時彦
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(閉鎖ブログ 2006.3.27投稿記事より)



買ったはいいですけど、間違いなく古本屋行きの本です^^;


でも、著者の主張
【血液型】で性格を判断するのは間違っている。
【性格】というのは、

そのヒト個人の生い立ち・育ち方・経験など後天的なモノで決まるものであり、
よって幼い時ほど、その差は顕著に現れるものであるが、
では【血液型】によって何が違うのかと言えば、
【思考パターン】が違うのだ。。。。。
という主張にはナルホドと納得させられるものがありました。


アノヒトとの相性・向いている仕事・人づきあいの方法など、
雑学的に楽しんで読める一冊でした。

でもこのテの本は、やっぱり古本屋行きですねw


※現在視点※

そして案の定古本屋行きw


少し前まで流行っていた血液型の本など

本屋でパラッとめくってバカバカしくなってすぐに戻したw


ついでに。

「アタシってよくA型っぽくないって言われるのー」

と言うA型の人をよく見かけるが、

こういう人に限って「A型っぽいなぁ」と思ったりする。

もしくは、余程型に嵌められるのがオキライなのね、と思う。

かくいう私もステレオタイプに観られるのがイヤなAB型なので、

結局血液型なんぞ記号じゃと思ったりもするのですが、

しかし、こういう話題が愉しいときもあるので、

まぁ、おもしろければそれでいいのですw





金色の死―谷崎潤一郎大正期短篇集 (講談社文芸文庫)/谷崎 潤一郎
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(閉鎖ブログ 2006.3.27投稿記事)




谷崎潤一郎氏の、あまり知られていない大正期の短編集。

好きな順に感想でも書いてゆきましょうか。





 1位 『人面疽』

 この作品群の中で一番好きな作品です。
 怪奇。
 今でいうホラー小説とでもいいましょうか?
 迫力があります。
 怪奇の中にあるエロチシズムと共に、
 根底に鬱蒼と生い茂るかのように漂うロマンチシズム・・・。
 かなりインパクトのある作品でした。



 2位 『金色の死』

 表題作ですね。
 前半の芸術論が少々退屈だった為に2位なのですが、
 結果的に谷崎氏が表現したかったものを想像すると、
 1位でもいいかのような魅力あふれる作品でした。

 もぅね、読みすすむにつれて、
 徐々に徐々に作中に惹きこまれてゆきました。

 素敵です。 ウットリしながら読みましたドキドキ
 ココにも芸術の中に潜む美、そしてエロチシズムが隠されております。

 ちなみに著者である谷崎氏本人は、それほどでも無かったようですが、
 三島由紀夫氏は、かなりこの作品、好きだった模様ですね。
 解説にもありましたがボディビルで身体を鍛え、
 自分の美を極めようとした三島氏を思うと、大変納得です。

 江戸川乱歩『パノラマ島綺譚』にも影響を与えたそうです。



 3位 『途上』

 日本の探偵小説の濫觴といわれたそうです。
 絶妙で巧妙。
 解り易く書かれた細やかな心理変遷描写。
 ただただ素晴らしいと溜息です。
 解説から谷崎氏の私生活を知り、なるほど、と納得。
 小説家にとっても私生活は芸の肥やしなのですね。




次点は、谷崎氏にしては珍しいとされる

社会的政治的モチーフを扱った『小さな王国』も、

異色ながらも楽しんで読めましたね。


その他、『母を恋うる記』『冨美子の足』『青い花』・・・と、

後の谷崎作品を彷彿とさせる作品も含む、全七編の短編集。





文豪・谷崎。 すっかり大ファンです・・・




※現在視点※

直接関係無いけど、江戸川乱歩の『パノラマ島綺譚』が、

巨匠・丸尾末広氏により漫画家刊行されてますね。

勿論購入して持っていますが・・・・・・・ステキですラブラブ


なんともエロティシズム。

パノラマ島綺譚 (BEAM COMIX)/江戸川 乱歩
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痴人の愛 (新潮文庫)/谷崎 潤一郎
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(閉鎖ブログ 2006.3.1投稿記事より)



・・・・・単なるヤリマンオンナの話なのですが、


読み手によって評価は色々、


解説にもあったのですが、


『生涯かけて性の葛藤から逃れられない読者同胞への皮肉なウィンク』


そして、


完璧なまでの男と女の間のマゾヒズムと愛、そしてエロス。。。


作者本人のの西洋文化、母、悪、オンナ、そういったモノ達への憧れ。。。


様々な角度から読む事も出来、一冊で大変深い作品です。




【破滅に向かう男の悲劇】 等の一部世間様の評価、


作品の締めには、


『馬鹿馬鹿しいと思ったら笑ってください』


などとありますが、


結果的に、超マゾの譲治サン、


自分好みの女王様を育てあげちゃったわけですね。


世間から見れば【痴】であろうとも、


本人としてはそれで幸せなんでしょね。







さすが、三島由紀夫先生が崇拝したという作家だけあります。


やはり、


時代を超えて読み継がれる作品というのは、


迫力が違いますね。


私もこの作品を読んで、すっかり谷崎氏のファンになってしまいました





※現在視点※

今でもスキダ・・・


DAISY デイジー (期間限定)
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(閉鎖ブログ 2006.6.21投稿記事より)



『冬ソナ』に始まり世の中すっかり韓流ブームの中、

私はどちらかというとハリウッド☆ドッカーンな方が好みなので、

韓流には興味も関心も無く、

当然マトモに観た事も無かったのですが、

この映画のCMを観た時に、

私の弱いツボ(暗殺者だとかひたむきな愛だとか)を抑えていたので

たまには挑戦してみるかと観る事にしたのですよ。





・・・・・という事で、

サトソ、韓流に初挑戦!!







・・・・・とりあえず泣いておきますた。しょぼん(号泣)


劇場観賞後、トイレに行ったら目が真っ赤。


すれ違う如何にも韓流マニアぽぃお姉さま方も目が真っ赤。


テーマソングは何とも演歌な世界!!


・・・・・とだけ言っておきませぅか。





しかしだね。。。。。

(以下、ネタバレかもしれないので字の色消しておきます。
 「それでもいいわよ」って方は
 クリック&ドラッグしながら読んでやってくださいませw)










単なるストーカーの話じゃん!!




ただ、

そのストーカーが割とイケメンだ


という事に少しは救われてるのかもしれないですけど、

それでも気持ちが悪いですよ?





そりゃね。

私だってね。

「ストーカー」って、

本来は古風で奥ゆかしい?愛情表現だって事くらいは知ってますよ?





だけどね。





あんまりですよ?





暗殺者のあまりにものストーカーっぷりに、

徐々に戦慄を覚え、途中で映画館を出たくもなりましたよ。





嫉妬に狂って恋敵の足を撃ったりしてんじゃネーヨとか。
(気持ちは解らないでもないけどさぁ)





ヒロインは、とんだトバッチリ受けまくりで可哀相過ぎます。

普通に平穏に暮らしてたのにさぁ。

そこには同情しまくりなのですが、

このヒロインはヒロインで、思い込み激し過ぎです。

とにかく出てくる登場人物の皆さん、性格暗過ぎます。

妙にジメジメしてるヒトばっかりです。





始終、心の中で

「理不尽だー!! 理不尽だー!!」

と怒り狂いながら観てましたよ。





ぇぇ、もぅ色んな事が理不尽な映画でした。

韓流って理不尽なのが多いとは聞いていたけど、全くその通りですね。





こうやって文句言いながらも泣いたんですけどね。

泣かせのエピソードを集めるだけ集めて繋ぎ合わせただけの映画じゃねぇか

とも思ったんですけどね。





私も基本は単純で素直で涙もろいですからね。





エンディングのテーマソングの日本語訳

「死んでも一緒に居たいのぉ~」

なんてド演歌な歌詞にもホロホロ泣いたりしてましたよ。





あと、そうね。

お近づきの印?にキムチをプレゼントする所には

お国柄だなぁと微笑ましくなったし、

相手の事を「ヘヨンさん」だとか「ジョンウさん」だとか、

【さん付】で呼びかける所なんかは、何か奥ゆかしくてイイネと思いましたよ。





私も彼氏をサン付で呼ぼうかしら。。。。。




※現在視点※

今彼氏いねーよ。