- ハイドラ/金原 ひとみ
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(閉鎖ブログ 2008.1.18投稿記事より)
面白かったです。
九つの首を持つ龍を示すタイトルが顕すように、
「相手によって使い分ける、自分自身の様々な顔」
・・・というのが一つのテーマなのだけれども、
主人公はいわゆる“ヤンデレ”で、そこが深刻。
(ヤンデレの意味がわからない方はご自分で調べて下さい)
うら若き女性には特にあるんじゃないでしょうか、大なり小なり。
自分の恋人が理想とする像を追い求め過ぎたあまりに
本来持っていたはずの自分の核を見失ってしまうこと。
主人公はそんな自分に気がついていて、
しかも恋人の理想像がトンデモナイですからねぇ、
抜け出そうと懸命にもがくのです。
そのあたりの心理描写はとても面白かった。
が、しかし!!
この閉塞感・・・。
『ハイドラ』もそうだったけど、『蛇にピアス』の主人公もヤンデレ。
ヤンデレ一人称ブンガクは、正直疲れます。
なので、
金原ひとみはしばらく読まなくていいや
・・・というのが率直な感想なのです。
※現在視点※
心が平穏なときに再読してみませぅ。
・・・・・・今はまだ読めんな。