来週から始まる6月議会一般質問の準備をしています。今回は、議員の皆さまから「市の財政状況」や私の掲げている「事業総点検」に関するご質問を複数いただいています。
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長久手市は、昨年9月公表の「令和4年度決算」で経常収支比率95.1%と愛知県下の市町村で2番目に高い数値となっています。平成24年度の長久手市の決算では経常収支比率81.4%だったので、抜本的な改革が求められる深刻な状況です。

経常収支比率は、市に入ってくる経常的な収入のうち、経常的に必ず支払いが発生する人件費、扶助費(子育て、高齢者福祉、障がい者福祉、生活保護)、公債費(借金返済)などが占める割合で、数値が高いほど市独自の事業で使えるお金がないということです。今年9月に公表される「令和5年度決算」でも、経常収支比率はさらに上昇する見込みです。今回の一般質問を通して、なぜこのように悪化したのか、今後どのような対策が必要なのかについて、議員の皆さま、そして市民の皆さまに明らかにしたいと思います。