中学2年生の娘が読書感想画コンクールで優良の賞状をもらいました。長久手中央図書館で借りた千野境子さんの「江戸のジャーナリスト葛飾北斎」を読んで描いた絵です。


葛飾北斎の90年間の生涯が書かれた本ですが、持って生まれた才能に加えて90年間ジャーナリストのような探求心を持って努力を続けており、江戸時代後期に活躍した画家が令和の時代の今もなお人気を博す理由がよく分かりました。東京オリンピック・パラリンピックを控えた2020年に日本のパスポートの査証欄が新しくなり、10年用には「富嶽三十六景」の二十四作品が、5年用には「富嶽三十六景」の十六作品が刷り込まれています。また、2024年からは新しい千円札に「富嶽三十六景」の「神奈川県沖浪裏」が登場することになっています。北斎の晩年の雅号は画狂老人卍(がきょうろうじんまんじ)で、面白いな。