図書館運営協議会を傍聴しました。5月1日から2年間の新しい任期になり、6人の委員のうち3人が入れ替わりました。

まずは、令和3年度の事業報告から。令和3年度は、コロナで2カ月間休館した令和2年度と比較して開館日が43日増え、一日平均の入館者数は令和2年度比37%増となりました。「第2次子ども読書活動推進計画」の進捗状況の説明があり、約40項目全体の目標達成率は92%ということです。約40項目の1つに「学校連携司書1人増員の予算要求事務」という目標値があり、実績は「令和3年度予算要求済」で「達成率100%」と書いてあったので、学校連携司書が1人増えたと思いましたが、実際は予算がつかず増えていないとのこと。えっ、達成率100%???

続いて令和4年度の事業報告です。長年、新しい本の購入費に年間2,000万円の予算がついていましたが、令和4年度は1,760万円に減らされました。また、令和5年から始まるの「第3次子ども読書活動推進計画」の策定に向けて、策定委員会やワークショップを開催するそうです。現在、長久手市の図書館は市直営で管理運営していますが、令和6年4月からの指定管理者制度導入に向けてサウンディング型市場調査を行うそうです。大きな転換期を迎えています。

傍聴を終えて、特別資料閲覧室で長久手町時代の広報を探したら、加藤梅雄前町長が徳川家康の格好をしている表紙を見つけました。町長の左は当時の議長、右は当時の教育長です。