3月31日、インターンの学生と「香流苑」を訪れました。敷地内は桜が満開。




長久手市と尾張旭市は「尾張旭市長久手市衛生組合」を組織し、尾張旭市内にある「昭和苑」と長久手市内にある「香流苑」の2つのし尿処理施設を共同で運営してきました。下水道の普及による処理量の減少で令和4年3月31日をもって組合を解散し、「香流苑」は使用しない施設となります。







組合の財産の所有権割合は長久手市約3割、尾張旭市約7割です。長久手市内から出るし尿の処理は日進市南部浄化センターへ委託しますが、尾張旭市は今後も「昭和苑」を使い続けるため、「昭和苑」の所有権を尾張旭市100%とすることで「香流苑」の所有権割合は長久手市58.314%、尾張旭市41.686%となりました。

1万5,000㎡もの面積がある「香流苑」は、現状有姿で第三者へ売却することになっており、解体費は約5億5,000万円かかる見込みです。この先、どのような方が購入し、どのような土地利用をすることになるのでしょうか。※追記:2022年7月に「現状有姿」から「長久手市が尾張旭市の持分を買収し施設を解体」に変更

「香流苑」ができた昭和50年から樹木が大きく成長しています。


さまざまな種類のツバキが植えられていて、ツバキが大好きな方が当時いたのだなと思います。私もこの組合の組合議会議員になっていたので、お世話になった尾張旭市の職員の方々にご挨拶をして帰りました。