終日、議員インターンシップの学生とともに活動です。

午前中は、文化財保護審議会を傍聴しました。先日の3月議会の予算決算委員会で、議会は石田地内にある古民家を古戦場公園へ移築することに関する新年度予算に附帯決議を付しましたが、そのことはなかったようにして、市は令和4年度に古民家を古戦場公園へ移築するために主屋と収蔵庫と納屋の設計を行うと説明しました。委員の皆さんも異議なしで承認したので、議会の意見や市民の意見は無視して進むのだと分かりました。
☆附帯決議の内容→こちらをクリック

午後は、名古屋市の農業センターへ。名古屋市の職員の方が事業の概要を説明してくださり、よく理解できました。


農業センターは名古屋市の施設で、農業振興をはかるため昭和40年4月1日に開設され、今年で55年目です。動物の研究や農業の研究、農家のサポートなどを行ってきたが、都市化が進むにつれて農家が減り、今は開設当初の役割を終えつつあり、公園としての要素が強くなっているということです。研究目的という専門性の高い施設であることから55年間に渡り市直営で行ってきたが、1年後からは指定管理者制度を導入し、民間事業者に管理運営を任せるそうです。新たにバーベキュー場を整備したり、生産品の販売、加工を強化するなどして、来場者を増やすことを考えているそうです。

この農業センターと東谷山フルーツパーク、農業文化園戸田川緑地が名古屋市の3農業公園となっており、農業センターは野菜、家畜に特化したところ、東谷山フルーツパークは果樹に特化したところ、農業文化園戸田川緑地はお米に特化したところと役割分担がされています。しかし、今は3園とも公園としての要素が強く、東谷山フルーツパーク、農業文化園戸田川緑地はすでに指定管理者制度で管理運営されています。

平成5年頃からしだれ梅園を整備し、ピーク時には年間60万人の来場者がいたが、最近は観光の外国人が来なくなったことやコロナ禍による外出控えにより、来場者が大幅に減っているそうです。







ハクモクレンが咲き始めました。


かわいい牛です。



鶏舎にはさまざまな種類の鶏がいます。
名古屋コーチン


あっ、卵産んでる!


天然記念物の鶏もたくさんいます。




続いて、認知症高齢者が暮らす「グループホームのどか」を訪問し、べトナム人スタッフの2人からお話を聞かせていただいたり、高齢者の方々が過ごす様子を見せていただいたりして、勉強になりました。