12月議会が閉会しました。

0~18歳への10万円給付は5万円が現金、5万円がクーポンということだったので、長久手市議会でも現金5万円部分の補正予算しか可決していませんでしたが、国が10万円すべて現金で給付することを認めたため、12月議会最終日の今日に急きょ残りの5万円部分の補正予算の議案が提出され、賛成全員にて可決しました。これにより、中学3年生までは12月28日に10万円が振り込まれ、申請が必要となる高校生は1月以降に振り込まれます。保護者の所得制限で対象外となった0~18歳が約3,000人いるということです。

今日提出された補正予算では、0~18歳への10万円に加えて、「住民税非課税世帯」と「住民税均等割のみの課税世帯」にも10万円を給付する内容になっていました。「住民税非課税世帯」へ10万円を給付することは国の方針ですが、「住民税均等割のみの課税世帯」(800世帯を想定)にも10万円を給付することは長久手市独自の施策です。過去に国が臨時福祉給付金を出したとき、市では住民税非課税世帯の数を厳密に把握できないため、支給率が50%程度だったことがありました。市が対象者を把握できないと、もらうべき人がもらったのか分からないのですが、今回は大丈夫でしょうか。今日の補正予算は、住民税非課税世帯を6,230世帯(国試算)と想定した給付金の金額になっていましたが、長久手市の今月1日時点の世帯数は24,986世帯なので住民税非課税世帯は6,230世帯もあるのかな?

10万円給付をめぐり国の方針がコロコロ変わったため、地方が振り回されていますが、12月議会に市長提案で出された他の議案もすべて可決し、無事閉会しました。すべて終わって夕方、議員全員で議場や委員会室、議員控室の掃除をしました。今年も1年間思う存分発言させていただき、ありがとうございました。