11月8日、瀬戸市・尾張旭市・長久手市の一般廃棄物最終処分場を見学しました。瀬戸市北丘町にあり、私の家からは片道約15キロの距離でした。

瀬戸市・尾張旭市・長久手市で構成する尾張東部衛生組合(晴丘センター)から出る焼却灰、不燃性破砕残渣、破砕不適物(コンクリートブロックなど)を埋め立てています。平成14年4月に供用開始されました。

焼却灰については、愛知臨海環境整備センター(アセック)に毎年5,500トン〜5,900トンの処理を委託しており、この北丘の最終処分場とアセックを併用した場合、北丘の最終処分場を今後30年程度継続使用することが可能です。北丘の最終処分場の埋め立て容量は200,000㎥で、現在の残余率は64.6%。すでに約35%ほどを使い、約65%はまだ使っていないという状態です。

現在、埋め立てをしている場所。

こちら側はまだ全く埋め立てをしていませんが、上部にあるグラウンドの高さまで埋め立てをするそうです。

浸出水処理施設では、埋立地の上に降った雨を浸出水として処理し、綺麗にして川へ放流しています。


この下に貯留水槽があり、7,500㎥(2,500㎥×3)まで入ります。豪雨でも、これまで入りきらかなったことはないそうです。

北丘の最終処分場の管理運転業務(埋め立てと浸出水処理)は5年間の長期継続契約で1億9,503万円、年額3,900万6,000円です。

今の最終処分場ができる前に使用されていた最終処分場。アスファルトで舗装されていますが、最終処分場はどこも基本的に二度と掘り起こすことはないそうです。


すぐ横には、最終処分に同意いただく要件として地域住民のために建設した北丘スポーツ公園があります。北丘町の住民(約220世帯)は無料で使用することができます。有料で長久手市・瀬戸市・尾張旭市に住む人は誰でも利用できます。

北丘町の住民は3カ月前から予約ができ、その他は2カ月前から予約ができます。グラウンド2面、テニスコート2面、体育館、お風呂、和室があります。こちらも平成14年4月供用開始です。建設費は約3億円、管理業務は3年間の長期継続契約で9,020万円4,840円、年額3,006万8,280円です。

グラウンドA

グラウンドB

テニスコート

体育館、お風呂、和室がある建物。体育館で3人の方が卓球をしていました。

お風呂

和室

帰りに久々に「道の駅瀬戸しなの」へ。大好きな陶磁器を見ていたら日が暮れそうになって、急いで帰りました。