夏休みの出校日の8月20日、GIGAスクール構想で小中学生に1人1台整備されたパソコン(タブレット型端末iPad)を中学生の娘が持ち帰ってきました。試行に参加を希望した生徒のみが持ち帰っています。

学習ソフト「未来シード(ベネッセコーポレーション)」を使って2つの課題を提出します。

1つはクイズに回答するもの、もう1つはお気に入りの写真を撮影して提出するものでした。

私の6月議会一般質問で、教育委員会は「通信環境(Wi-Fi)のない家庭数を把握していない」と言っており、その後もアンケート調査は行われていないので、長久手市の小中学校でオンライン授業を開始するにはまだ時間がかかりそうです。通信環境のない家庭にはモバイルルーターなどを貸し出す制度を創設する必要があると思いますが、その費用は9月議会の補正予算に入っていません。家庭へ持ち帰る際の破損を補償する保険代を保護者負担としている自治体と公費負担としている自治体がありますが、長久手市ではどちらの負担か決まっていません。

これまで「子どもはコロナにかかりにくい」「子どもはかかっても重症化しにくい」と言われてきましたが、デルタ株の広がりにより、それらの考え方は覆されることとなりました。園児や小中学生の感染者が増えている今の状況だと、2学期に学級閉鎖や休校になる可能性があるので、子どもたちの学びを止めないために、オンライン授業ができる体制を早期に確立すべきと思います。