毎年出される東洋経済『都市データパック』の「住みよさランキング2021」が発表され、長久手市は4位になりました。昨年は9位でした→こちらをクリック

ランキング対象となる自治体は、全国の792市と都心3区と呼ばれる千代田区・中央区・港区を除いた東京特別区20区の合計812市区です。自治体ごとの偏差値ランキングですが、病院や商業施設の数、公共交通機関の有無などが大きく影響するため、長久手市の市政が4位ということではありません。

愛知県では、4位の長久手市の他に、名古屋市が14位に、みよし市が24位に、刈谷市が38位に、碧南市が46位にランクイン。名古屋市は政令指定都市なので別格として、みよし市、刈谷市、碧南市の3市の偏差値を見ると、富裕度だけが全国10位以内に位置していて、安心度・利便度・快適度はランキング対象812市区の中でそれほど高くなっていません。

富裕度は、市の財政力指数、納税義務者1人当たりの所得、人口当たりの法人市民税などで算出されます。みよし市、刈谷市、碧南市は、トヨタ自動車系列の企業で潤っているので、住みよさランキング上位ランクインは、トヨタ自動車系列企業の功績ということでもあるのかもしれませんね。