今日は6月議会2日目。議案に対する質疑が行われました。

私は、「長久手市消防団条例の一部改正」の議案に質疑しました。改正の内容は、消防団員の確保を図るため、消防団員の入団資格を見直すものです。これまで「市内在住か市内在勤の者」しか入団資格がありませんでしたが、今回「市内在学の者」を加えることで、長久手市内の大学へ通う学生も長久手市の消防団員になることができます。

現在、基本団員は条例上の定員140人のところ、111人となっています。また、機能別団員(大規模災害時等にのみ活動)は、条例上の定員20人のところ9人となっています。過去には市内在住の大学生が入団していたこともあったそうですが、今現在大学生はゼロということで、新たに市外在住市内在学の大学生を入団資格に加えることで団員が増えるのならば、大変ありがたいです。その前に、市内在住の大学生にも入ってもらう努力が必要だと思います。

平成24年まで長久手市の消防団員の定年は35才と条例に書かれていましたが、団員数の減少傾向が続き、定年制度を撤廃しました。時代が大きく変化し、消防団員の確保が容易ではないという課題に直面しています。