長久手中央図書館の見学に続いて、インターンの学生3人と文化の家を訪れました。

館長と事務局長が説明してくれました。文化の家が展開していることは、文化芸術の振興にとどまらず、福祉の増進や小中学生への教育の充実につながっていると分かりました。2001年の「文化芸術基本法」の制定前に、まだ人口約3万8,000人だった長久手町が「文化の家マスタープラン」を作成し、文化政策を掲げてていたことは、全国的に見ても先駆的な取り組みだったそうです。文化の家は、土地と建物で93億円もかけて1997年に建設したのですからね。文化政策や市民参加の運営が認められ、2006年には総務大臣賞(当時の大臣は現在の菅総理)を受賞しています。

館内を見学しました。








見学を終えて、学生が「こんなに良いことやっているなら市の広報紙に文化の家の情報を載せた方がいいですね」と言っていました。私は見学に夢中で市の広報紙のことが頭にありませんでしたが、学生からそう言われて、まさにその意見に尽きると思いました。この2カ月間私の活動を見てきた学生から、3月議会の私の一般質問を踏まえた意見が出てきて、嬉しかったです。

さとうゆみ3月議会一般質問発言通告書から
市の広報紙の在り方について
⑴ 市の広報に長年掲載されていた「文化の家」「平成こども塾」「子育ての広場」「スポーツガイド」のページが削除された。それらの情報は市民にとって必要だと考えるが、どのような議論を経て削除することを決めたのか。
⑵ 市の広報を月1回市内全戸に配布しているが、市が広報を発行する意義をどのように考えているか。
⑶ ページの削除による広報印刷製本費の削減は、行政改革の一環ということだが、いくら削減することを目標としているか。
⑷ 市政に関わる情報を市民に平等に届けることは市の役割であることから、「文化の家」「平成こども塾」「子育ての広場」「スポーツガイド」に関する記事は広報に掲載するべきではないか。